「リニアが霞む舌禍」静岡・川勝知事が“職業差別” コシヒカリ発言で「今度迷惑をかけた時は辞職する」発言も止まらぬ大暴走
「学問をされた人ではない。単位のために大学を出られた」と述べ批判を浴びた。当初「大切なのは学歴ではなく学問」であるとし発言は訂正しなかったものの、後に事実誤認の部分については謝罪した。‘21年6月には知事選中の集会で、女子大生について「顔のきれいな子は賢いことを言わないときれいに見えない」などと容姿と学力を結びつけるような発言をし、後に「すべて撤回ですね」と釈明。
そして、’21年10月の参院補選の応援演説で、対立候補の地盤だった御殿場市について、「あちらはコシヒカリしかない」「飯だけ食って、それで農業だと思っている」と発言し猛批判を浴びた。県はこの発言を受け、11月に辞職勧告決議を可決したが、川勝知事は辞職を否定し、12月分の給与などを返上するとした。
しかし、’23年7月にこの返上予定だった給与が返上されていなかったことが発覚。批判が再燃し、自民会派の議員が知事不信任決議案を提出するも否決された。
この際、川勝知事は「今度、間違えるようなことをしてひとさまに迷惑をかけた時は辞職する」と述べ続投への理解を求めていた。
だが川勝知事の舌禍は収まらない。今年3月に磐田市を拠点とするサッカー女子チームが県庁を表敬訪問した際に「磐田というところは文化が高い。