国際ロマンス詐欺の最新手口は?偽の2PMジュノに350万円騙された!
(京師さん、以下同)
国際ロマンス詐欺の手口は共通項があり、その把握が、被害防止には重要だ。
「国際ロマンス詐欺はイギリス人、アメリカ人、韓国人などを名乗ることが多いです。職業は紳士的に思える経営者、医者、軍人などが多く、狙われているターゲットは、圧倒的に年配女性です」
犯人はつねにターゲットを狙っていて「旦那さんに先立たれて、資産がある女性」がマッチングアプリ、SNSでまず狙われるという。そして何気ない投稿でも、
「食事したレストランや、愛犬がいるとか、旅行に多く行く、ドレスを着てパーティの写真を上げているなど富裕層と思われる人が、マークされます」
マッチングアプリ、SNSから入り込み、その後多くはLINEなどに誘導される。
「なぜLINEに誘導するかというと、犯人は信用させるためにプライベート写真なども送信しますが、それをネットで写真検索などされ、安易に正体がばれないようにするためです。 LINEなど個人ツールに限られてしまえば密室性は高まり『私だけを見てくれている』幸福感に包まれて、周囲がますます視野に入らなくなってしまう」
■高収入のはずの彼が情に訴えてお金を要求
2人だけの空間ができあがると、高収入で潤沢なはずの彼が、ビジネス上などの弱みを見せてくる。