羽生結弦 10年来の衣装デザイナーが電撃休業…一部羽生ファンから受けた「深刻な誹謗中傷」
がいなければ、間違いなく誕生しなかった衣装だ》(自著『MUSE ON ICE』’22年出版)
伊藤さんが羽生の衣装担当になったのは、’14年のGPシリーズ上海大会で起こった、悲劇の衝突事故がきっかけだった。
「もともとは予備の衣装を依頼されていたそう。ですが、あの事故が起きた日の夜に“今すぐ衣装を作ってくれないか”と羽生さん側から連絡を受けたといいます。衣装が血だらけになったからです。
伊藤さんは急いでデザインし、2週間後の次戦に間に合わせた。それが契機となり、羽生さんとタッグを組むことになったのです」(フィギュアスケート関係者)
■誹謗中傷を受け、弁護士が手続きを
いわば、羽生の“恩人”である伊藤さん。情熱的な彼女が、なぜ失意の休業を選んだのだろうか。
「もちろん、ご本人が公表していない以上、本当の理由はわかりません。
ただ、一部の過激な羽生さんファンとの間で、何度も軋轢が生じていたのは事実です」(前出・フィギュアスケート関係者)
遡ること3年前の、’21年ごろから、伊藤さんはある羽生ファンに誹謗中傷を受けていた。
「この方は伊藤さんと名前が似た一般人にも勘違いで誹謗中傷を続け、名誉毀損などの容疑で書類送検されました。