4月以降の食品値上げ、電気・ガス補助金終了…「家計逼迫」に備える予防策17
も選択肢。イオンではPBの「トップバリュ」28品目の値下げを発表したばかりだ。
「なにより、食品を無駄にしないこと。1人当たり、年間約1万5千円(京都市調べ)の食品ロスがあるといわれています」(柏木さん)
【電気編】
「エアコンを稼働する季節が来ますが、設定温度は28度が目安とされています。27度から28度にすることで、電気代が年間820円節約できます。また、扇風機を併用すると、体感温度がマイナス3度に。
シーズン中、フィルターのお手入れは月2~3回のペースで。掃除機で軽く埃を吸い取り、中性洗剤とスポンジなどでやさしく汚れを落としましょう」(藤山さん)
こまめなフィルター掃除で年間860円の電気代節約になる。
また、テレビに関しては、画面の明るさを最大→中にするだけで、年間730円お得に。
「冷蔵庫の冷蔵室は、詰め込むのは70%まで。冷気の循環がよくなり、設定温度も強→中に変えたりできます。また庫内も見えるため、ドアの開閉時間や開閉回数も短縮できます」(藤山さん)
これらを実践すれば、年間3千290円の節電に。
「さらに冷蔵庫は天井から放熱されるので、30cmは空間を開ける必要があります」