くらし情報『「106万円の壁」で気になる“大幅手取り減”…どう働くのが「得」なのか?FPが解説』

「106万円の壁」で気になる“大幅手取り減”…どう働くのが「得」なのか?FPが解説

「106万円の壁」で気になる“大幅手取り減”…どう働くのが「得」なのか?FPが解説


パートタイマーの賃金アップ率が過去最高となった今年。10月にはいよいよ条件付きで社会保険加入が必須となる。老後にわたって損をしない働き方を考える。

「’24年の春闘は、過去最大の賃上げを獲得しています」

パートなどが多く所属する労働組合連合のUAゼンセンはそう胸を張る。パートの賃上げ率は6.11%と過去最高。時給に換算すると66.7円の上昇だという(’24年3月末時点)。

だがいっぽうで、賃上げを手放しで喜べないパート労働者も多い。夫の扶養の範囲内で働くAさん(50歳)もその1人だ。
「時給が上がったら働き方を考える」という。また、’24年10月から、パートなどの社会保険の加入要件が拡大される。これまでは、週20時間以上の就労、月収が8万8千円以上などの要件を満たし社会保険の加入が義務づけられるのは、従業員等が101人以上の企業に勤めるパートに限られていた。10月以降は、従業員等が51人以上の企業に広がる。

Aさんの勤め先は、従業員等が70人。目の前に「106万円の壁」が立ちはだかっている状況だ。

「会社員に扶養されている人が106万円の壁を越えて働くと、社会保険料の負担が生じます。

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