「産休クッキー」は幸せ自慢? SNSで批判起こる背景を産業カウンセラーが解説
を配ることが炎上してしまう現象に、《何がダメなのかよくわからん!》《何でこんなに叩かれてるの?》と疑問を抱く声も多数あった。
なお「産休クッキー」の写真を投稿したユーザーは、投稿が拡散された後に“無神経に配ったのではない”“グループ内の特定の人に配った”と説明。また、クッキーについて“かわいい”と感想を呟いただけで、バッシングされてしまったことにもショックを受けていた。
さらにこのユーザーが利用したとされるメーカーは、公式サイトの商品ページを通じて「産休クッキー」について問い合わせが多く寄せられたと明かしている。その上で、製品化の意図をこう説明していた。
《産休を取得する前にお祝いして頂いた職場の方々へ、感謝の気持ちを伝えたいというお客様からの要望に応じて、イラストを作成し、産休のご挨拶に利用して頂くクッキーとして製品化いたしました。職場の方々へ配りやすいように個包装とし、皆様の気持ちを伝えて頂けるように、イラストとメッセージを食べられるインクでプリントした商品です》
■「産休クッキー」を不快に感じた人がSNSに批判コメントを書き込んでしまう心理
本来は感謝の気持ちを伝えるためのアイテムだが、なぜここまでSNSで炎上してしまうのか?そこで本誌は、産業カウンセラーの川村佳子さんに話を聞いた(以下、カッコ内は川村さん)。