家賃補助やタクシー券も!一人暮らしの高齢者が「申請しないと損する」給付金&サービスリスト
だけでもらえるお金最新版』(宝島社)を監修した小泉正典さんはそう語る。
「今、社会で支える仕組みがまったくないというわけではありません。十分とはいえませんが、住民のニーズをくみ取り、独自の支援策を行う自治体も多くあります。
ですが、自治体が必要な人を探し出してプッシュ型で支援するものはほとんどありません。自分に合った支援策を見つけ、自分から『利用したい』と申し出る必要があるのです」(小泉さん、以下同)
高齢者は、自分で支援策を見つけるのが難しいのでは?
「困ってからでは難しいと思います。なので、元気な現役世代のうちから、居住する自治体にはどんな施策があるのか、情報を集めておくといいでしょう」
そこで小泉さんに、一人暮らしの高齢者や高齢者世帯が申請すればもらえる補助金やサービスなどを教えてもらった。
まずは配偶者に先立たれた人が、もらえる年金がある。「配偶者の葬儀などで慌ただしいと思いますが(1)遺族年金の申請を忘れずに。
遺族年金の支給対象外の人は(2)死亡一時金と(3)寡婦年金はどちらか多いほうを選んでください」
自治体の施策で多いのは?
「高齢者の見守りに力を入れる自治体が多いように思います」