鈴木亮平 世界中が大絶賛の『シティハンター』もっこりダンスショーにも「もっと動きにキレが欲しかった!」
拳銃の扱いを練習するために自腹で6種類のモデルガンを購入。マニュアル車の免許を取得し、獠の愛車のミニクーパーの運転にも慣れた。「体づくりは、筋肉質でもボリュームはつけずに絞った」と語るが、そのこだわりが見られるのは、“もっこりダンスショー”だ。
「ダンスの振付は自分で考えました(笑)。芸人さんの裸芸をたくさん見ながら試行錯誤して作りましたが、完成した映像を見ると、『もっと動きにキレが欲しかった!』とか反省点ばかりで……」
令和の新宿を舞台に描く獠と槇村香の始まりの物語。仕事の依頼者からの“XYZ”のメッセージに心躍らずにはいられないが、改めて、『シティーハンター』の魅力とは?
「新宿という街に、この人たちが本当に生きているんじゃないかと思わせるようなワクワク感。コミカルな部分とシリアスな部分を併せ持つ獠の二面性です。ここまでギャップのあるキャラクターは、漫画文化のある日本だからこそ生まれたものだと思います。
そして、獠と香の関係性を描く人間ドラマがいちばんの見どころです。2人がなぜシティーハンターになったのかをじっくりと見届けてほしいです」
実力派俳優として押しも押されもせぬトップの座を確立した鈴木。