那須夫婦遺体事件 関根容疑者 中学時代の“野球少年写真”と“警察沙汰”過去
5月8日、送検のため警視庁大井署を出る関根容疑者
栃木県那須町の河川敷で会社役員夫妻の遺体が見つかった事件は、複数の人物が関与していたことが続々と明らかになっており、いまなお捜査が進められている。そんななか、夫妻の長女の内縁の夫で、5月7日に死体損壊容疑で逮捕された関根誠端容疑者(32)が、一連の事件の「首謀者」とみられている。
「被害者の宝島龍太郎さん・幸子さん夫妻は、東京・上野で十数店舗の飲食店を経営しており、関根容疑者はその一部の店舗の運営を任されていました。しかし、最近では経営方針をめぐり対立していたとされています」(全国紙記者)
今回の事件ではすでに、遺体処理の「指示役」とみられる佐々木光容疑者(28)、遺体を搬送するための車などを手配したとされる平山綾拳容疑者(25)、そして「実行役」とみられている姜光紀容疑者(20)と若山耀人容疑者(20)の4人が死体損壊容疑で逮捕されている。被害者夫妻と面識がなかった4人の容疑者は報酬が目的だったとされており、佐々木容疑者は「1千万円超の現金を受け取った」と供述しているという。
被害者夫妻は4月15日の夜、不動産会社役員の前田亮容疑者(36=死体損壊容疑で逮捕)