“バズる大使”レジャバさん「皇室の方々とお会いして感じるのは奥ゆかしさと品格」“日本文化大好き”の理由を明かした
民族衣装のチョハを着用したレジャバさん(写真:本人提供)
皇室や日本文化の奥深さを語った――。
2019年8月、駐日特命全権公使兼臨時代理大使という大役を背負い、レジャバさんは、また日本にやってきた。
当時、日本は平成から令和へ改元したばかり。レジャバさんにとって着任して最初の大仕事となったのは天皇陛下の即位の礼への対応だった。なかでも重要な儀式である即位礼正殿の儀には、大統領とともに参列した。
「ジョージア代表として、おめでたいときに着ようと作っておいた、民族衣装の白いチョハを着て出席しました」
このときの写真の投稿がきっかけで、レジャバさんは“バズる大使”となる。
「皇居内に設けられた式典会場の前で車を降りると、待ち受けていたカメラのフラッシュが一斉にたかれたんですね。だから“もしかしたら民族衣装がかなり注目されるんじゃないか”という期待はあったんです。
それで儀式終了後に“誰かネットで話題にしているかな”と、《民族衣装》《正殿の儀》《海外》などと検索してみると、《ジェダイの騎士ぽくて凄いカッコいいなーと印象に残ってるんだけど、どちらのお国の方なんだろう》というXの投稿を発見。