「無痛おねだり」で生田斗真が大炎上 女性が許せない出産に関する“無神経発言”「病気でもないのに」「そんなに辛いなら堕ろせば」
確かに、妊娠や出産はデリケートな問題でもあるため、励ましやリアクションが難しい側面もある。コラムニストのおおしまりえさんは、「今の時代は妊娠や出産への理解が進んだとはいえ、不用意な発言で怒りを買う男性は一定数存在する」と分析する。また、「その発言には傾向がある」と話す。どのようなものがあるのだろうか。
■妊娠・出産は病気じゃない
妊娠や出産時の発言は、同性同士でも難しいものがあります。とはいえ、SNSや私の身の回りで挙げられている”ひんしゅく発言”には、いくつかの傾向があるようです。
1つめは、「妊娠や出産は病気じゃない」という思い込みにより、妊娠・出産を軽んじる無神経発言です。
「そんなに辛がって、病気でもないのに」
「みんな経験していることなんだから仕方ないでしょ」
「オーバーだなあ」
妊娠・出産は、トラブルがなければ現状は医療保険の適応外です。
法的には「病気」ではありませんし、妊婦は「患者」ともカテゴライズされません。しかし、妊娠出産は命がけですから、病気に該当しないからといって、状態を軽視して良いわけではありません。日本の周産期医療は非常に進歩していますが、それでも一歩間違えたら自分や胎児の死と隣合わせ。