昭和レトロにタイムスリップできる!ホテル雅叙園東京「昭和モダン×百段階段」
7つの部屋をつなぐ「百段階段」は実際には99段しかない。その理由は頂上で説明されている(撮影:桑原靖)
ホテル雅叙園東京の東京都指定有形文化財「百段階段」では、これまでに『百段雛祭り』『和のあかり×百段階段』など多くの企画展が開催され話題を呼んできた。3月23日より開催中の『昭和モダン×百段階段~東京モダンガールライフ~』も4月に来場者数1万人を突破する人気となっている。
過去に2度ほど『大正ロマン×百段階段』として大正をテーマにした企画展が開催されてきたが、昭和カルチャーをテーマにするのは初めて。
西洋文化の影響を受け、大正末期から昭和初期にかけて現れたモダンガールは「職業婦人」とも呼ばれ、職を持ち自立した姿は当時の大衆メディアで取り上げられ注目を浴びていた。新しい時代の象徴となったモダンガールの最先端ファッションや、当時の人気作家による女性画などが7部屋ある豪華絢爛な空間で展示されている。
ファッション、香水瓶、化粧品……と時代の先端をいく女性たちがたしなんだもの、その女性たちを画家らが描いた作品で、ノスタルジックな昭和レトロに没入できる。
【INFORMATION】
『昭和モダン×百段階段~東京モダンガールライフ~』
ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」