くらし情報『小山内美江子さん「終活なんておやめなさい」…本誌に語っていた“人生を愉しむルール”』

小山内美江子さん「終活なんておやめなさい」…本誌に語っていた“人生を愉しむルール”

脚本を手掛けた『3年B組金八先生』第7シリーズの制作発表に出席した小山内さん(写真中央/写真:時事通信)

脚本を手掛けた『3年B組金八先生』第7シリーズの制作発表に出席した小山内さん(写真中央/写真:時事通信)



TBS『3年B組金八先生』シリーズやNHK連続テレビ小説『マー姉ちゃん』、NHK大河ドラマ『徳川家康』などのヒットドラマで知られる脚本家・小山内美江子さんが5月2日、老衰のため死去した。長男で俳優の利重剛(61)が自身のホームページ「利重人格」で次のように発表した。

《5月2日、母、小山内美江子が天命を全う致しました。老衰による穏やかな逝去でした。94歳でした。やりたいことをやり、言いたいことを言い、多くの人々に愛された、幸せな人生だったと思います。生前のご厚情を深く感謝いたします。本当にありがとうございました》

小山内さんは米寿を迎えた18年、本誌のインタビューに応じ、自身の“これからの生き方”について次のように語っていた。


「正直、貯金は全部使い切ってあの世へ行くつもり。それもあって、終活と呼ばれるようなことは具体的には何もしていません。明日逝っちゃうかもしれないのに、ジタバタしたってしょうがない。高齢者が蓄財しようとして詐欺に引っかかるなんてニュースも頻繁に見るけれど、それも必要以上に『終活しなければ』と不安に駆られているからですよ」

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