市川猿之助 心中騒動の“悲劇の実家”で今も生活…事件から1年目前に目撃した「現在の姿」
もちろん演出家はともかく役者としての近日中の復帰は不可能です。しかし猿之助さんの執行猶予が明ける5年後に、“四代目猿之助”として舞台に復帰することを目指しているのです。
一時期は梨園から完全に身を引くのではないかとみられていた猿之助さんですが、彼自身も復帰に意欲を燃やしています。“まだ当分は團子に、猿之助という名跡は譲らない”という心境なのでしょう」(前出・歌舞伎関係者)
5年後の復活を目指す猿之助は、いまも実家で生活している。
「事件当日、2階でご両親が、地下室で猿之助さんが発見されました。その“悲劇の家”で、暮らし続けていることも彼にとって贖罪の1つなのかもしれません」(前出・歌舞伎関係者)
その贖罪生活の支えになっているのが、最近になって飼いだした愛犬のようだ。
「以前は、ほとんど外出していなかった猿之助さんですが、最近はワンちゃんを自転車に乗せて、毎日のようにお出かけされています」(近所の住人)
「一般社団法人日本グリーフ専門士協会」代表理事で公認心理師の井手敏郎さんは次のように語る。
「動物を飼うということ自体が、生きようとする気力の証しともいえます。
一般的に言っても、何らかの事件によって人間関係が変化することはよくあることです。