労働環境が問題視されているSHEIN、改善を約束するも週75時間労働は変わらず
その後新たに発表した報告書で明らかとなった。
縫製を担当している従業員は「毎日、朝の8時から夜の10時半まで働いて、休みは月に1日です。もし縫製にミスがあった場合、手直しは無給でやらされます」とBBCの取材に対して語っている。
Asia Floor Wage Allianceによると、中国における生活賃金は約6512元(約14万円)だが、SHEINの工場従業員の残業代を含まない基本給は2400元(約5万1000円)ほどに留まっているという。また、工場内では小さな子どもがベビーシッターをしていたり、子どもが商品の梱包をしていたりと児童労働の実態も明らかになったそうだ。
SHEINはBBCへの声明の中で、「サプライチェーン全体のガバナンスおよびコンプライアンス強化のために数千万ドルを投資している」と述べているが、工場の労働者が置かれている環境に、その“投資”は行き渡っていないようだ。ASIA FINANCIALは、SHEINは今月中にロンドン証券取引所(LSE)への新規株式公開を目指していると報じている。一連の報道や調査を、LSEはどう受け止めるのか注目が集まっている。
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