自分の恋人と三角関係になった姪を刺殺 おばに終身刑
オーストラリア・ダーウィンで2022年12月、エドウィナ・ジョセフィン・ルイス(33)被告が自身の姪(28)を刺し殺し逮捕された。この事件の裁判がこのほど行われ、ルイスは終身刑を言い渡された。NT NEWSなどが報じている。
事件のあらましを見ていこう。
ルイス被告は事件発生の直前に別件で逮捕された際に、「恋人が姪と浮気している」とこぼしていた。その後釈放されたルイス被告は、ショッピングモールで姪と彼女の別のおばと鉢合わせた。
姪はその場から立ち去ろうとしたが、ルイス被告は彼女を罵り、2人は取っ組み合いのケンカを始めてしまった。姪は被告をやり込め、「勝ち誇ってルイス被告に屈辱を味わわせた」と裁判記録には残されている。
ルイス被告は「ぶっ刺してやる!」と言いながら近くの店に入り、刃渡り19センチのキッチンナイフを購入。レストラン街にいた姪とおばを探し出すと、ナイフで胸を一突きした後、11回も刺突し殺害したという。さらに、一緒にいた彼女のおばにもケガを負わせていた。
裁判では、恋人が被告の姪と浮気したことで、「3児の母であるルイスはそのことでアルコールと薬物に溺れ、抑制が効かなくなっていた」