荻原博子さん怒告発 電力8社は過去最高益なのに電気料金なぜ年3万円も上がる?
防音効果も向上しますので、初期費用こそ20万円ほどかかりましたが、穏やかな生活を手に入れられました」
自治体によってはリフォーム補助制度があるので、調べてみよう。生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんが効果的な「節約」の方法を教えてくれた。
「まず、多くの電力会社が採用しているアンペア契約の状況を確認しましょう。検針票や家庭用分電盤(ブレーカー)にも記されています。次に各電化製品のアンペアの目安を考えます。東電HPを参考にすると、エアコンの冷房5.8Aと、冷蔵庫2.5Aで計8.3A。
これだけなら10A契約ですみますが、ドライヤー(12A)や電子レンジ(15A)などは同時に使えません。それらの最小の組み合わせを考え、ブレーカーが落ちない範囲の最小アンペアで契約しましょう」
たとえば、東京電力の場合、50Aの契約の基本料金は約1558円。
30A(約935円)に変えるだけで、約600円の節約になる。契約アンペアの変更はネットや電話で行うことができる。
さらに、この季節に柏木さんがすすめるのは、エアコン使用時のひと工夫だ。
「まずお手入れです。『フィルター掃除を行うことで、年間25%も電気代を節約できる』と、ダイキンがHPで公表しています。