佐藤弘道 下半身麻痺に待ち受ける過酷リハビリの日々…同級生妻は献身ケアの覚悟
これを機に、個人事務所を立ち上げる。
「弘道さんが余計なことを気にせずに好きな仕事に集中できる環境を作るため、久美子さんが代表となりました。ギャランティの交渉や、事務作業などの煩雑な業務を一手に引き受けているそうです。弘道さんの体操教室では、隣に立って子どもたちを指導することもあるとか」(前出・スポーツ紙記者)
脊髄梗塞になってから2週間が経過しているが、彼の現状とは。
「脊髄梗塞に罹患しても、すぐに復帰できる人もいますが、弘道さんは“今は全く歩けません”と公表しており、長期間のリハビリの必要があるようです。夫妻にとっては辛苦の日々が続くでしょう」(前出・スポーツ紙記者)」
厳しい状況下でも佐藤は一生懸命、前を向いていた。
「高校1年生のとき、つり輪の宙返りに失敗し、一時、全身が動かなくなったことがあったそうです。頸椎を亜脱臼していて、病院に急行し、手術を受けワイヤで固定。
リハビリを頑張り、筋肉を強化して器械体操部に復帰し、最終的に都でつり輪6位になった“V字回復”の経験を今回、思い出しているといいます。
またポジティブな性格の久美子さんによる献身的なケアも大きな助けになっていると聞いています」