aiko「洗脳されていた」元取締役はファンの間で有名だった…「楽しい時間や記憶にまで泥を塗られた」と悲痛な声
6月18日、歌手のaiko(48)が所属する個人事務所「Buddygo」に約1億円の損害を与えた罪に問われている元取締役・千葉篤史被告(58)の裁判が東京地裁で行われた。千葉被告は16年9月から約2年半の間、知人の会社と共謀し、コンサートなどで販売するグッズの仕入れ価格を水増し請求させて事務所に損害を与え、23年2月に会社法違反(特別背任)の疑いで逮捕されていた。
この日、行われた証人尋問ではaiko本人が出廷し、千葉被告について証言。音楽だけでなく、ライブのセットやグッズにいたるまで千葉被告の意向が優先されており、「千葉さんが絶対に確認しないといけない決まりができていた。すべてを否定され、逆らうと音楽制作に影響が出るので流していた」のだという。
また、aikoは「現場の空気が重くなるくらい毎日辛かった。すべてにおいて洗脳されていました」と明かし、「ちゃんと心の底から反省してほしいです」と述べている。
「千葉被告は元音楽プロデューサーで、aikoさんの“育ての親”と言われています。
aikoさんとはデビュー当時からの付き合いで、彼女は千葉被告のことを信頼しきっていたそうです。彼女のライブでは、バンドメンバーのソロ演奏に対して千葉被告が判定を下し、お客さんが盛り上がる “千葉さんジャッジ”というお決まりの流れがあり、彼はファンの間でもよく知られる存在でした」