中学1年から一人で暮らした…すがちゃん最高No.1「悩んでいるきみへ。ずっときついってことはないんだよ」
(撮影:高野広美)
お笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」すがちゃん最高No.1さんが、中学生時代に一人暮らしを始めることになった体験を記したエッセイ『中1、一人暮らし、意外とバレない』(ワニブックス)を刊行。Amazon「タレント本総合」で1位を獲得するなど、話題となっている。
今回はすがちゃん最高No.1さんが、中学生1年生で一人暮らしを経験した話を、インタビューマン山下が聞いた。
■借金取りが作ってくれた雑草の卵とじ
――中学生1年生で一人暮らしを始めることになった当時、どういった心境だったんですか?
すがちゃん最高No.1(以下・すが):中学生の一人暮らしが漫画のキャラみたいで「かっけぇな」って思ってました。
――生活費など不安ではなかったですか?
すが:東京に住んでいる伯母さんが月に2万から3万円を仕送りしてくれたり、おばあちゃんの年金が入ったら、それ使ってなんとかしていました。でも親父が借金してて、家に借金取りがちょこちょこきてたのが……。
――中学生ですから借金取りにこられたら怖かったのでは?
すが: はい。ドラマに出てくるような借金取りのタイプだったので。
夜の7時半ぐらいに毎日電話がかかってきて。