エスカレーターに挟まれ窒息したケースも…街中に潜む思いがけない“死の危険”
(40.4%)、「小回りがきかずに急ハンドルでバランス崩し」(23.7%)などが挙げられた。
■スマホに夢中でホームから落ちる人もいる
道路ばかりでなく、駅のホームでも気をつけるべき。
国土交通省の資料によると、2019年度のホームからの転落件数は2,887件、ホームでの列車等との接触事故件数は160件にも上った。
「都心部の駅は、カーブのあるホームも多く、なかには20cm近くも隙間があったりします。ホームへの転落は酔客が多い印象ですが、スマホなどで注意散漫になっている人も要注意です」(野村さん、以下同)
2016年には20代女性が歩きスマホで転落し、電車にはねられ死亡した事故もあった。
「物を落として拾うときにバランスを崩したり、故意でなくても人とぶつかったりして、ホームから落下する危険があるので、電車を待つ際は、余裕を持って線路側との距離を空けるべきです」
街中で思わぬ事故に遭わぬよう、“危険な場所”を、日ごろから意識しておくことが求められる。