ちあきなおみ デジタル配信で人気再燃!恩人プロデュサーが明かした「肉声」と「復活の可能性」
「チャートの1位になったことを報告したときは『まぁ、すごい。よかった!』と、とても喜んでいました。歌手・ちあきなおみは、徹底した完璧主義。かつてレコーディングをしていたとき、彼女は納得できないとどれだけ時間がかかってもやり直していましたから、どの曲にも強い思い入れがあるんですよ。それが令和でも受け入れられたというのはうれしかったんでしょうね」(東元さん、以下同)
東元さんも、さまざまな反響に驚いているそうだ。
「曲が誕生してから半世紀以上たっても、ちあきなおみの歌が注目されるというのはありがたいですよね。NHKの大河ドラマ『光る君へ』の題字を担当している書家の根本知さんは、ちあきの歌を聴きながら字を書くのだそうです。ちあきの歌声を聴くことで、書の繊細な表現につながるとおっしゃっているとか。
若い書家さんですが、世代を超えて歌から感じ取るものがあるのかも知れません」
SNS上でも、ちあきの歌を初めて聞いたという人たちから、
《ちあきなおみと同じ時代、同じ時間を過ごしてみたかった》
《初聴きなんだけど衝撃》
といった反応が寄せられている。
いまなお、多くの人の感情を揺さぶるちあきの歌。