「これほどに意識の差があるのか」監督のインティマシー・コーディネーター拒否問題で絶賛集める“ベテラン俳優のエッセイ”
奈緒(29)主演の映画が『先生の白い嘘』7月5日に公開された。同映画の監督がネットメディア「ENCOUNT」のインタビューで語った内容が波紋を呼んでいる。
監督を務めたのは、映画『植物図鑑 運命の恋拾いました』や映画『弱虫ペダル』などを手掛けた三木康一郎氏だ。同インタビューによると、三木氏は今回の映画で、奈緒側から「インティマシー・コーディネーター」を入れるように求められたが、断ったのだという。
インティマシー・コーディネーターとは、作品の中で性的な描写を撮影する際、監督と俳優の間に入って身体的・精神的にサポートをする存在だ。
同インタビューで三木氏は、《すごく考えた末に、入れない方法論を考えました。間に人を入れたくなかったんです。ただ、理解しあってやりたかったので、奈緒さんには、女性として傷つく部分があったら、すぐに言って欲しいとお願いしましたし、描写にも細かく提案させてもらいました。
性描写をえぐいものにしたくなかったし、もう少し深い部分が大事だと思っていました》と、語っていた。
この三木氏の発言に、Xでは《これを武勇伝のように語れるところがどうかしてる》《役者が大事にされてない作品を楽しめる人間は多くないと思うけどなあ》など、批判の声があがっている。