西村知美「明菜さんのバストをさわって…」今だから明かせる‘80年代アイドル交流秘話《あの80年代アイドルの今》
アイドル時代は“とろりん”の愛称で親しまれた(写真:所属事務所提供)
「明菜さんの復活は“待ってました!”という感じですね。みなさん心から望まれていたと思いますよ」
7月12日からファンクラブ会員向けのイベントを開催する中森明菜について、こう嬉しそうに話すのは西村知美(53)だ。‘86年、映画『ドン松五郎の生活』で主演&主題歌を歌うという華々しいデビューを飾った西村。“とろりん”の愛称で親しまれ、正統派アイドルとして活躍。同期には山瀬まみや杉浦美幸、水谷麻里らがおり、事務所の先輩は河合奈保子や石川秀美、芳本美代子と、まさに’80年代アイドルの黄金時代を過ごした。
「今でこそ’82年や‘83年の先輩方とお仕事でご一緒することが多いのですが、当時では考えられなくて。1〜2年差でも上下関係がはっきりしていた時代ですからね」
と、西村はいう。中でも、“花の82年組”の明菜とは特別な思い出があるという。
「当時は歌番組がたくさんありましたから、『夜のヒットスタジオ』や『ザ・ベストテン』などでよくご一緒させていただきました。あるときの『夜ヒット』だったと思うんですけど……明菜さんが本番前に『私、今でも緊張するの』っておっしゃって。