南野陽子 56歳“登山アイドル”転身にあった「運動音痴でもデビューは富士山」の強心臓《あの80年代アイドルの今》
《動くこともスポーツも大嫌い。そんな私でも、できるかなと14,15年前に始めたのが山歩きでした。
そのくせ、一番最初にトライしたのは日本一の富士山。「日本人なら富士山登らなきゃ」って。言い出しっぺの私が足を引っ張るわけにはいかないから、ひそかに練習しましたよ。2リットルのペットボトルをリュックに入れて、当時住んでいた高層マンションの非常階段を50階まで上がって下りました》(『スポニチ』15年2月27日付)
すでに登山歴も20年以上となった南野。『夏でも冬でも一〇〇名山』などの著書がある山岳ジャーナリストの鷹觜勝之さんはこう語る。
「登山の歩き方というと、重厚でのっそりと、最近はストックを補助に安定感を持ってという感じですが、南野さんの登山スタイルは軽やかで、まるで街歩きをしているようです。
そうしたリラックスした雰囲気も、視聴者に受け入れられているのでしょう」
今秋デビュー40周年をむかえる南野は、いまもアイドルとして頂上を目指し続けていた。
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