石丸伸二氏をモデルにした映画が公開決定も…主演俳優が綴っていた違和感「カリスマに引っ張られすぎるのは危ない」
しかし、その裏で“まさかの人物”が石丸氏に苦言を呈している。それが、本作で舞台版に引き続いて石丸役を演じる主演俳優の森下庸之だ。
都知事選後の各選挙特番で、質問を鼻で笑ったり、聞かれた内容に答える前に逆質問するなどし、メディア対応が“高圧的”と批判を浴びている石丸氏。そんな同氏に森下は思うところがあるのか、彼が運営するブログ「森下庸之のちょいちょい凡庸な日々」で、舞台版の千秋楽を終えた2月26日にその思いを綴っていた。
冒頭で、観客やスタッフへの感謝を記した上で、《今回、私は新人市長の高村を演じました主役として書かれているためお客様からは「あんな市長なら応援したい」という声が多く寄せられましたが実は少し複雑な気持ちでいます》と綴った森下。そして、こう続けた。
《役を演じる際はその人物を誰よりも愛しますしかし演者としての自分から離れ客観的にみてみると彼のやって来たことが市民にとって市にとって果たして最善なのだろうかと疑問が多いなんなら市長に反対する議員の言い分に理があると思うところもちらほら》
その上で、森下は《これ実際の世界でもあるあるなのですが今回の作品で描かれるようなカリスマに引っ張られすぎるのは危ないと個人的には思っています》とも綴っていた。