くらし情報『西村知美「私の歌なのに娘のほうがカラオケで高得点」…歌のコンプレックス克服したい“切実な理由”《あの80年代アイドルの今》』

西村知美「私の歌なのに娘のほうがカラオケで高得点」…歌のコンプレックス克服したい“切実な理由”《あの80年代アイドルの今》

アイドル時代は“とろりん”の愛称で親しまれた(写真:所属事務所提供)

アイドル時代は“とろりん”の愛称で親しまれた(写真:所属事務所提供)



‘86年に映画『ドン松五郎の生活』で女優デビューを果たし、同時に主題歌『夢色のメッセージ』を発売するという、華々しいデビューを飾った西村知美(53)。“とろりん”の愛称で親しまれ、トップアイドルとして活躍後、天然ボケのキャラクターを武器に『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)など、バラエティタレントとしても人気を集めた。

「たしかにデビュー当時は忙しかったですね。ドラマを掛け持ちして台本6冊を持ち歩き、歌番組も2~3本。その間にラジオや雑誌の取材があって、移動する車の中でインタビューを受けたり。

ドラマも最初から『深夜3時終わり』って言われて、それが結局朝の5時までかかるんです。次は朝6時からって言われて、もう家に帰る時間もないじゃないですか。それでもセリフや歌を覚えなくちゃいけなかったり、あるときはドラマ終わりで『サイン500枚書いてきて』、と言われたことも。
そんな毎日の連続で、よく車の中で大泣きしたのを覚えています。当時高校には一人で通っていましたが、何度も反対方向の電車に乗って、このまま失踪しようかな、なんて思ったりもしました」

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