佐野量子 自宅窃盗事件のショック乗り越えた十年来の趣味《あの80年代アイドルの今》
16年5月、『デビュー30周年記念 武豊展』に訪れた人を出迎える佐野量子夫人
85年、『ファースト・レター』で歌手デビューした佐野量子(55)。95年6月に武豊(55)と結婚して芸能界を引退。騎手の妻として武を支え続けている。
「結婚直後、武夫妻がフランスに遠征した際、スポーツ紙の記者たちが同行したことがありました。夫妻の2ショット写真を撮影した後、取材陣がまだアイドル時代の面影が残る量子さんにお願いして、記念撮影会もおこなった逸話が残っています。量子さんは笑顔で応じた後、最後に『これからも主人をよろしくお願いします』と挨拶していたそうです。
武さんは今年5月、JRAで前人未到となる通算4500勝を記録。これだけの成績をあげられたのは量子夫人の内助の功によるところが非常に大きいと思います。
96年、細江純子さんが初めて女性の騎手となりました。武さんに憧れて競馬の世界に入ったそうです。現役生活は5年ほどでしたが、彼女によれば引退の際、量子夫人が武さんに『あなたに憧れて、この世界に入ったんだから、引退後も面倒をみないと』と助言したため、競馬評論家の道が切り開けたと話していました」