NHK 都知事選特番で『光る君へ』休止に視聴者から不満爆発も…局内は「視聴者の期待に応えた」と自画自賛のズレ
現職の小池百合子氏(71)が当選し、石丸伸二氏(41)の躍進が話題になった7月7日の東京都知事選。しかし、その裏で話題になっていたのが同時間帯に放送予定だったNHK大河ドラマ『光る君へ』の休止だった。
「この日の午後7時58分から都知事選の開票番組のため、『光る君へ』は休止となりました。地上波だけでなくBS放送も同様に休止との措置でしたが、東京だけの選挙戦にもかかわらず、全国放送である大河ドラマの延期に対して不満が爆発。事前に放送休止は告知されていたとはいえ、SNS上にはNHKへの苦情や批判が多数上がっていました」(放送記者)
もちろん東京都知事選は全国レベルでの関心事には間違いなく、大河ドラマの放送休止も致し方ないという擁護論も出ている。しかしNHK局内では、そんなファンからの声は届いていなかったようだ。
「都知事選の開票番組のあった翌日に報道局幹部による会議が行われたのですが、そこで語られたのは自局選挙放送の賛美と、大河ドラマの視聴率を上回ったことに対する正当性でした」(NHK関係者)
この時の話を要約すると、
《東京都知事選は、小池都知事の大勝に終わった。長期間にわたる選挙戦、そしてきのうの開票速報と、情報をミスなく的確に発信した》
《20時台の開票速報の視聴率は個人で8.7、世帯で14.8を獲得して「光る君へ」の前4週を大きく上回った》
《60%を超える高い投票率となった視聴者の期待に応えたと思う》
だったという。
前出のNHK関係者が言う。
「確かに『光る君へ』の視聴率は『NHKプラス』の配信では全ドラマの中で歴代最多とう視聴数を獲得しているものの、全体的には10%前後です。
それでも大河を楽しみにしているNHKの視聴者もたくさんいるわけですし、報道局の幹部が“大河より視聴率がよかった”など公言するのは、大河を楽しみにしているNHKの視聴者に対して配慮に欠ける発言なのでは、という声も局内では上がっています」
『光る君へ』を楽しみしていたファンは、どう思うのだろうかーー
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