「何をいまさら…」「それだけ?」自民・萩生田氏が都連会長辞任も止まぬ厳しい声
(写真:共同通信)
7月16日、自民党の萩生田光一前政調会長(60)は、東京都議会補欠選挙で自民党が大敗に終わったことを受け、都連会長を辞任する意向であることを明らかにした。
7月7日投開票の都議補欠選挙において、自民党は8選挙区に候補を擁立。しかし6つの選挙区で敗れ、議席を減らしていた。この日、萩生田氏は記者団に対し「指揮を執った私の責任は大きかった」と述べた。
「今年4月、自民党はいわゆる“裏金事件”をめぐり、関係する国会議員ら39人に対し処分を決定。萩生田氏は“党の役職停止1年”とされましたが、都連会長の職は続投していました。これは都議選においても大きな逆風となり、萩生田氏の地元である八王子市でも自民の馬場貴大氏が落選する結果に終わっています」(全国紙記者)
萩生田氏はこの結果に関し、「都議の候補者自身の努力だけではなく、国政のさまざまな影響もあったと判断した」とも語った。
この動きに関して、東京都知事や参院議員を務めた国際政治学者の舛添要一氏はSNSでこう述べている。
《萩生田光一氏が自民党東京都連会長を辞任すると表明したが、遅すぎる。もっと早く辞めていれば、都議補選もあのような惨憺たる結果にならなかったのかもしれない》
SNS上では同様の見方をする人が少なくないようで、萩生田氏の引責辞任について次のような厳しい声が上がった。