Koki, 『イッテQ』で太眉披露、ラブコメ出演…脱セレブ化の裏に「母・静香のイメージ戦略」

《赤いリップはテンションが上がりますね》
3月6日、Instagramにこう綴ったのはKoki,(22)。真っ赤な口紅を塗った自撮り写真を投稿した。
18年、ファッション誌『ELLE japon』の表紙を飾ってモデルデビューしたKoki,。以来数々のファッション誌の表紙に登場するだけでなく、アメリカのファッションブランド「COACH」のグローバルアンバサダーを務めるなど、モデルとして華麗なキャリアを築いている。
「木村拓哉さん(52)、工藤静香さん(54)の次女というだけでも注目度は高く、両親から受け継いだ美貌も話題に。24年11月に出演した『しゃべくり007』(日本テレビ系)では“芸能界最強遺伝子”と紹介されました。『ブルガリ』のアンバサダーや『シャネル』のビューティーアンバサダーにも起用され、デビュー当時からセレブリティなイメージが世間に浸透しています」(スポーツ紙記者)
しかし最近では『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に出演し、イモトアヤコ(39)とともにタイでロケに参加。これまでの高貴なイメージを覆すかのように、イモトのトレードマークである“太眉”とセーラー服姿を披露した。
大幅な方向転換のようにも思えるが、ここには静香の意向が関わっているようで……。映像関係者は言う。
「Koki,さんのプロデューサー的な役割を担っている静香さんは、最近はKoki,さんのイメージチェンジを図っているそうなんです。というのも、近年はYouTuberやインフルエンサーといった親近感を抱きやすい人が影響力を持つ時代。Koki,さんもそういった世代からの支持を集めたいということのようです。
これまでは木村さんと静香さんのネームバリューが先行しがちで、Koki,さん自身が憧れの対象としてみられることは少なかったでしょう。ただ、若い世代ならそうした先入観も少ないという狙いのようです」
3月20日にはKoki,の主演映画『女神降臨』の前編が公開されるが、ここにも静香の戦略が秘められているようだ。
「同作でKoki,さんは、地味で冴えない女子高生を演じます。
しかしメークで誰もが振り向く“女神”へと変身し、転校先で新たな人生をスタートさせるというもの。恋愛要素も盛り込まれたラブコメディで、いわゆるZ世代を対象とした映画です。この作品を機にKoki,さんのイメージチェンジを進めていきたいという考えだそうですよ。Koki,さん演じる主人公の姉役に、Z世代のカリスマといわれている丸山礼さん(27)を起用しているのも、Z世代を意識してのことだといいます」(前出・映像関係者)
3月1日には映画の宣伝もかねて、東京ガールズコレクションのステージに登場した。
「このイベントも若年層向けで、観客はやはりティーンが多かったですね。19年にフランス・パリでシャネルのショーに出演して話題を呼びましたが、その頃と比べると随分親しみやすい印象になりましたね」(前出・映像関係者)
『イッテQ!』で発揮したバラエティ力も好評だったKoki,。静香のイメージ戦略は成功しているのかもーー。
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