「以前のように蔦重の横にいたい」『べらぼう』唐丸・渡邉斗翔が語る“再登場”の可能性

(撮影:加治屋誠)
「絵を模写するシーンは、自分の正体が知られてしまうかもしれないという怖さを捨て、勇気を振り絞る唐丸の気持ちを表現しました」
大河ドラマ『べらぼう』で、主人公の蔦屋重三郎(横浜流星・28)が火事から救った少年・唐丸を演じた渡邉斗翔くん(12)。謎に包まれていた唐丸が見せた天才絵師の片鱗に「この子は何者?」と注目が集まった。同場面の撮影にはこんなエピソードも。
「筆の持ち方が自然に見えるように家でたくさん練習して撮影に臨みました。本番はほぼ一発OKで、絵の指導をしてくださった先生が『こんなに上手になるとは思わなかった』と褒めてくれました」
と、斗翔くん。実は左利きで、小さいころに鉛筆は右利きに矯正したが、箸は左利きのまま。そばを食べるシーンの箸の持ち方が「できてなかった」と悔しがる。
「現場では(横浜)流星さんがずっと遊んでくれました。
とても優しくて面倒見のいい人だなあって思いました。いつも元気で明るくて、一緒にいると嫌なことも吹き飛びます」
4月から中学生になる彼が、子役として活動を始めたのは小学4年生のとき。ドラマを見ていて興味を持ち、自分からやってみたいと母親に告げた。
「演技のお仕事はとても楽しいです。撮影中も全然緊張しません。いまの目標は5作連続大河出演です!」
そんな大物感たっぷりの斗翔くんに唐丸再登場はあるのか聞いた。
「もしも、唐丸が蔦重に再会できたら、また、以前のように蔦重の横にいたいなあって思います」
また、現時点での『べらぼう』の魅力について、コラムニストのペリー荻野さんに話を聞いた。
「吉原という狭いエリアを舞台にしつつも、江戸文化やその背景にある政治的な要素もしっかり描き、物語に広がりをもたせています。
特に歴史的に不明確な部分を巧みにミステリー仕立てにしているところも興味深いですね。また、吉原の悲惨な一面と、そこに生きる人々のたくましさや心意気を見せることで、吉原の光と影の両面をうまく表現しています。『べらぼう』『ありがた山』などの言葉遊びも、悲しみがあるからこそ面白さが引き立っていますね」
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