「やばすぎる」辻希美の危険すぎる“育児ライフハック”が物議→その後、訂正も現役ママは「気を配るべき」
辻希美(写真:本誌写真部)
元モーニング娘。でタレントの辻希美(38)が、25日までに自身の公式YouTubeチャンネル『辻ちゃんネル』を更新。「【寝床紹介】夢空の寝床と夜中の授乳セットを紹介します」と題した動画で、8月に誕生した第5子で次女の夢空(ゆめあ)の寝室と設備について紹介した。
寝室はベビーベッドの隣に棚が設置され、ポットと冷蔵庫、哺乳瓶や粉ミルクなどが置かれており、辻によれば“夜中に使いやすいレイアウト”の部屋だそう。ポットは温度調整機能つきで、「夜間だけミルクにしている用のポットだけど、今は41℃設定にしてあって、夢空が飲む量の80mlが出てくるようにセットしてあります。ボタンひとつでミルクが簡単に作れる」と重宝していると明かした。
しかし、この動画が公開されるとコメントが殺到。“粉ミルクは70℃以上のお湯で溶かすことが望ましい”とされているため、心配の声が多く挙がっていた。
《辻ちゃんに対して別に何も思ってないけど、お湯が41度だけはやばすぎる。一度沸騰したお湯だから安全!きれい!ではない。》
《インフルエンサーだし、辻ちゃんが使ってるポット便利でいい!適当設定でいい!と間違った知識が一人歩きしてしまう可能性もあったし、粉ミルクに関しては食中毒で赤ちゃん亡くなるケースも実際あるから、指摘されてなおせて良かったと思う。》
《70℃以上のお湯で溶かして飲める温度にまで冷ましてから飲ませてって病院で言われましたが、病院によって指導内容が違うのかな??サカザキ菌心配です》
《お湯41度はダメでしょ。ミルクの説明にもはっきり書いてあります。ライフハック的に拡散してしまって真似する人がいたらまずいような・・・。》
(すべて原文ママ)
育児雑誌ライターも、「’07年以降、厚生労働省は“粉ミルクは一度沸騰させた70℃以上のお湯で調乳すること”を指導するようになりました」という。
「市販の粉ミルクは日本の安全基準をクリアしたものではありますが、サカザキ菌やサルモネラ菌といった感染症を引き起こす菌が、わずかに含まれている可能性があるとも。
そのため、免疫機能がまだ未熟な乳児のリスクを減らすために70℃は守るべきだと言われています。公共施設や商業施設などの授乳スペースで提供されているお湯の温度は、80℃前後に設定されていることが多いのもそのためです」(前出・育児雑誌ライター)
実際に動画を見た、1歳の子を持つ30代女性にも話を聞いた。
「自分も経験したので、夜間授乳の大変さはよくわかりますが、今回の温度設定を“時短のライフハック”として発信するのは、ちょっと危険なのではと思いました……。もしミルクを冷ますのが大変ということであれば、価格は安くないですが、液体ミルクや加熱殺菌済みの水を湯冷ましに使う手もありますし。
辻さんは今回の指摘で温度設定を変えたことをインスタグラムのストーリーズでは報告していたようですが、影響力のある“ママインフルエンサー”として活動しているので、発信する内容には気を配るべきだったと思います」(30代女性)
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