野田代表の“ヤジ”注意に立憲・元議員が噛みつくも…ネットで“ツッコミ殺到“のワケ
(写真:時事通信)
24日の臨時国会で、就任後初となる所信表明演説を行った高市早苗首相(64)。しかし、演説が聞こえなくなるほどに飛び交った“ヤジ”に批判が集まり、SNSを中心に“声の主探し”が行われるなど、大きな問題となっていた。
立憲民主党の小西洋之参院議員(53)は自身のXで、《ヤジは非常に重要な国会議員の議会活動です》と投稿し、複数の議員を巻き込んで議論が行われるなど、騒動が拡大。
25日には、立憲民主党の野田佳彦代表(68)がテレビの取材に対し、ヤジを飛ばしたのは立憲民主党の議員であると認めたうえで、“礼節を守るように”と注意したことを明らかにしていた。
そんななか、野田代表のヤジを推奨しない指導に対し、身内から異論を唱える声が。27日には立憲民主党の石川大我前参院議員(51)も自身のXで《ちょっと、待ってね理解が追いつきません。。。》と前置きしながら、ヤジを擁護した。
《本会議、予算委員会、委員会など、院内でのヤジは、国民の皆さんに問題点を示す上で大きな役割を果たしています。
報道でもテロップでヤジが挿入されたりしますよね?ヤジがなければ、何でもスルーしてしまいます。それを代表が注意するとは、野党の役割を放棄してるとしか言えません。》
「石川氏は《国会が動き出してきた。立憲も動いている。しかし、この方向でいいのだろうか?立憲支持者も心配になるような、発言が代表から飛び出す。》と投稿するなど、野田代表に対して不満があるような発言をしていました。
“ヤジを擁護した”今回の投稿は、野田代表の方針に異論を唱える意味もあったかもしれませんが、Xのユーザーからの反応はあまり良くないようです。また、石川氏は自身のXでコメント欄を閉鎖しており、“自分はヤジを肯定するのに、国民からのヤジは受け付けないのか”といったツッコミの声が挙がっています」(全国紙政治部記者)
X上に以下のような声が挙がった。
《自分は批判されたりヤジられるの嫌でリプ閉じてんのに、何言ってるんだろう。だったらリプ閉じないで批判もヤジも全部受け入れればいいのに》
《あなたたちの注釈要らないんだって。それより、自らコメント欄開放して国民からあなたたちの問題点を指摘してもらいなさいよ。》
《ヤジを肯定してる人に限って、リプを閉じてるの面白い。スルーしてるのご自分じゃないですか。》
《お前コメ欄閉鎖してるやん》
《自分はツイッターの場でさえヤジに耐えられないのに公的な国会の場ではやじらせろとはいくらなんでも都合が良すぎるんじゃないの?w》
(原文ママ)
ヤジりたい立憲・元議員、ヤジられるのはお嫌いのようだ――。