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「女性蔑視の常套句」山尾志桜里氏 高市首相への“媚びを売るな”批判に苦言で共感続々「見直しました」

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「女性蔑視の常套句」山尾志桜里氏 高市首相への“媚びを売るな”批判に苦言で共感続々「見直しました」

元衆議院議員の山尾志桜里氏(写真:本誌写真部)



10月30日、元衆議院議員の山尾志桜里氏(51)がXを更新。高市早苗首相(64)へ寄せられている批判に対して苦言を呈し、話題となっている。

高市首相は28日、東京・元赤坂の迎賓館でアメリカのドナルド・トランプ米大統領(79)と日米首脳会談をおこなった。同日の午前、ノーベル平和賞の受賞に強い意欲を示してきたトランプ大統領に対し、「高市首相がノーベル平和賞の推薦状を手渡す方向で調整している」と「テレ朝NEWS」が報じたところ、シンガーソングライターの柴田淳(48)はこの記事をXで紹介。そして、《こうやって男に散々媚びてきたんだろうな。使えるものはなんでも使ってね》と綴り、波紋を呼んだ。

柴田の投稿に代表される、高市首相への批判的な言説に反論するように山尾氏は30日、Xにこう綴った。

《高市総理に対し「媚びを売るな」の批判が散見されるけど、マジでやめてほしい。
懸命に努力して成果を出した女性を何十年も貶めてきた女性蔑視の常套句じゃないですか。高市総理誕生で、リベラルを自称する方々の一部が、実は「女性応援団」ではなくて「好みの女性応援団」であったことがばれちゃったという感じ》

山尾氏はトランプ大統領が会談の後、横須賀基地に停泊中の米原子力空母「ジョージ・ワシントン」上で、数千人の米兵らを前に演説をした場面にも言及している。というのも演説の最中、高市首相がトランプ大統領の顔を見つめる場面があり、ネット上ではそのシーンの写真を切り取って、《笑顔で上目遣いをしている》《上目遣いで見つめるなんて情けない》などという指摘が相次いでいたためだ。

山尾氏はこの批判から高市首相を擁護するように、Xで《「眼差し」とか「笑顔」とか見る人の感性でどうとでもとれる振る舞いに「女性の媚」とレッテル貼りして、一職業人を侮辱する言説には、全く共感できない》と一刀両断。続けて、こう述べた。

《そりゃ、それぞれ我が国の総理にこうあって欲しいという強い気持ちがあるのは分かります。私だって、今回の会談は高市政権の大成果だと思う一方で、ノーベル平和賞推薦は余分だったんじゃないかとか、今後はどこかで橋本龍太郎的な「日米対等」アピールが見たいとか、各論レベルでは色々あります。ただ、国民として感じる期待も懸念も、高市総理が女性であることは何ら関係ない》

そして、《そこの建前を立て直さないと、日本のリベラル言説は説得力を完全に失うと思う。
正念場では》と結んだ。

■高市首相への批判を一蹴「ちょっと見直しました」の声

「山尾氏は7月の参院選では当初、国民民主党から出馬する予定で、出馬表明の会見を開きました。しかし、その会見で過去に報じられた不倫疑惑やガソリン代の不正計上問題、議員パスの不正利用といった醜聞への質問が集中することに。会見で十分な説明がなされなかったことから批判が相次ぎ、同党からの公認が取り消された結果、無所属で出馬して落選しました。

山尾氏は落選後に出演した『ABEMA Prime』(ABEMA)で、『今回の国民民主党の(公認)取り消しって、特に女性候補者に対する政党の扱い問題っていうのをすごく浮き彫りにしたんじゃないかな』と発言。するとネット上では《公認取り消しを女性差別の問題にすり替えないで》《責任転嫁だ》といった批判が寄せられました。

この発言では支持を得られなかった山尾氏ですが、今回の投稿には共感の声が多数あがっているようです」(全国紙政治部記者)

《女性蔑視の常套句》という強い言葉を使って、高市首相への批判を一蹴した山尾氏。Xでは、こんな声があがっている。


《珍しくまともなことを言う》
《え!まともや…どうした…》
《たまにはいいこと言うじゃん》
《ええこと言いますなちょっと見直しました》

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