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「礼を失する行動」参政党・神谷代表 拉致被害者家族の前で明かした「ブルーリボンバッジ」を付けない理由にSNS疑問の声

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「礼を失する行動」参政党・神谷代表 拉致被害者家族の前で明かした「ブルーリボンバッジ」を付けない理由にSNS疑問の声

ブルーリボンバッジを着用していない神谷代表(写真:時事通信)



11月3日、北朝鮮による全拉致被害者の一括帰国を求める国民大集会が都内で開催された。

拉致被害者家族会の横田拓也さん(57)は、姉・めぐみさんが48年間にわたって拘束され続け、家族会の結成から27年が経過している現状を訴え、「私たちの大切な家族兄弟は一切の自由をはく奪された上に、明るい明日の希望すらない中で苦しい時間を強いられています」などとコメント。高市早苗首相(64)による問題解決に大きな期待を寄せた。

集会には高市氏も出席し、28日に来日していたトランプ米大統領(69)ら米政府高官と拉致被害者家族の面会が実現したことについて、「悲痛な思いを共有していただきました」と成果を強調。「私の代で、何としても突破口を開き、拉致問題を解決したい、その決意に満ちております」と語った。

そのほか、立憲民主党・渡辺周衆院議員(63)、日本維新の会・石井苗子参院議員(71)、川合孝典参院議員(61)、日本保守党・百田尚樹参院議員(69)らが壇上でスピーチを行い、問題解決に向けた高市氏の意欲に賛同を示していた。

高市氏をはじめ、登壇した国会議員は、拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示として「ブルーリボンバッジ」を胸に付けていた。

そんななか、唯一バッジをつけていなかった議員が。
参政党・神谷宗幣代表(48)だ。神谷氏は壇上でバッジを付けない理由を明かしたのだが、SNSでは一部で疑問の声が上がっている。

神谷氏は、「一番大事なのは、国民意識の啓発だと思います。みんなで他人事ではなく、自分たちの問題だという風に考えながら訴えていく。それを我が参政党もやっていきたいと思います」と訴えると、バッジの着用について、こうはしたのだ。

「私はブルーリボンバッジあまりしないんですね。付けているだけで、やった気になってしまうところがあるからです。他の運動もそうなんです。
でも、我が党はブルーリボンバッジ、私はしていませんが、署名活動もしていますし、国内だけではなく拉致問題の映画、海外の皆さんと協力して上映会などをやっています」

ただ、スピーチが終わると、国民大集会の司会で「救う会」の西岡力会長(69)は、着席しようとする神谷氏に対し、こんな言葉を投げかけた。「神谷先生。私たちは是非、皆さんにバッジを付けてもらいたいんです。是非よろしくお願いします」

やんわりと注意を受け、ぎこちない笑顔を浮かべながら頭を下げた神谷氏。会場では笑いも起こるなど、決して緊迫感のあるムードではなかったものの、Xでは、神谷氏の理由の説明に、こんな厳しい声が上がっている。

《神谷代表にどんなポリシーがあり、どんなに支持者が褒めようと、救う会の西岡先生に『ブルーリボンバッジ付けてください』って言われた時点で、礼を失する行動である証明だわな》
《この場に来てるのだからつけるのが礼儀だし、被害家族に向けて、解決への意思表明だと思います》
《国会議員には全員ブルーリボンバッジを着けて欲しいとお願いしているのに、バッジを着けない理由を独りよがりに話す神谷宗幣》
《バッジを付けるのは皆一緒に頑張ろう、我々は仲間だという意思表示じゃないのか?何の為にここに来たのか?》

「神谷氏の個人としての考えは理解できますが、北朝鮮による拉致問題をめぐっては、’02年に5人の拉致被害者が帰国して以来、解決の糸口がなかなか見えていないのが現状です。そんななか、高市首相の新体制の元、拉致被害者家族とトランプ大統領の面会が実現。高市氏も日朝首脳会談の開催を打診しているといいます。


依然として手探りではありますが、政府が一丸となって問題解決に取り組もうとしている時に、それも被害者家族の目の前で、神谷氏の個人的なポリシーを優先させるというのは、適切ではないかもしれません。そもそも、バッジには連帯を示す意味合いが強く、付けるという行為こそが重要なのではないでしょうか」(政治部記者)

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