終わってほしくない「長寿バラエティ番組」ランキング!3位『ガキ使』、2位『さんま御殿』を抑えた1位は?
明石家さんまと浜田雅功(写真:本誌写真部)
11月2日、『アッコにおまかせ!』(TBS系)が来年3月に終了すると発表された。先月40周年を迎えた長寿番組は、話題のニュースに対して司会の和田アキ子(75)が鋭く切り込むことで人気を集めている。
また、トークバラエティ番組『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)も年内での放送終了を発表。視聴者にとって長く親しんできた番組が終わるのは寂しいものだろう――。
そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、バラエティ好きな20~70歳の男女500人に「終わってほしくない長寿バラエティ番組」についてアンケート調査を実施。なお対象番組は、20年以上放送が続いているバラエティとした。
第3位は常に新しい企画に挑戦し続ける『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)。
1989年に放送を開始し、35年以上に渡って多様な企画に挑戦してきた同番組。
2006年から2020年まで大晦日に放送された「笑ってはいけない」シリーズは、今でも“年末の風物詩”の印象がある。
アンケートでも、《年末の特番を復活させてほしい》という意見が多く見られた。また、ダウンタウンを始めとした出演者たちがこの番組で生み出す笑いが好きだという声も。11月1日には芸能活動を休止していたダウンタウンの松本人志(62)が1年10カ月ぶりに活動を再開。同番組への復帰は不透明だが、再び「笑ってはいけない」のころのような盛り上がりを期待する視聴者が多いようだ。
《ダウンタウンが好き。毎回いろんな企画で日曜の夜の楽しみだからずっと続いて欲しい。松ちゃんも復帰したので》
《ダウンタウン、ココリコ、月亭方正さんの掛け合いが面白くて大好きなので 年末の笑ってはいけないがまた観たいです》
《普段は深夜枠なのであまり見ないが、年末年始の特番がないのは本当に悲しい》
《テレビでダウンタウンの笑いを観たいからです》
第2位は明石家さんま(70)のトークスキルが光る『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)。
司会のさんまがゲストとトークを繰り広げるシンプルな形式ながら、28年も人気を保ち続けている。同番組ではゲストから“爆弾発言”が飛び出し、ネットニュースとなることも多い。今年7月には女優の原幹恵(38)が、番組内で突然結婚を発表して話題を呼んだ。
ゲストから記事になるような発言を引き出せているのは、やはりさんまの話術によるところが大きいだろう。アンケートでも、さんまのトークひとつで番組を盛り上げる力が絶賛されている。もはや名人芸の域に達したトークスキルを、今後も発揮し続けてもらいたい。
《トークバラエティとしての明石家さんまを超える人物はいないので、できる限り長く続けて欲しいから》
《さんまのトークが好き。さんまが好き。
ゲストの面白い話を引き出して面白くするのが上手い》
《芸能人、アスリート、業界人の裏の顔がおもしろおかしく暴かれて楽しいから》
《内容が新鮮で飽きないから》
第1位はお約束こそが愛おしい『笑点』(日本テレビ系)。
1966年に放送開始した『笑点』は、来年で60周年を迎える。司会は現在の春風亭昇太(65)で6代目。2022年には桂宮治(49)、2023年には春風亭一之輔(47)が新しく加入している。メンバーの入れ替わりを繰り返しながら、歴史を刻んできた。
アンケートでは、出演者たちによるお約束のやりとりが好きだという声が多数あがっている。上品で嫌味がない雰囲気の同番組は、幅広い層が一緒に楽しむことができる貴重なバラエティだ。日曜夕方に家族でのんびりとした時間を過ごす際のお供として、ぜひこの先も長く続いてほしい。
《レギュラーで唯一残る上品な演芸番組で長寿ではあるが、心地良いマンネリズムがあり、是非とも続いてほしいと思う数少ない番組》
《芸達者の落語家さんがお約束のくだらないやりとりをしているのを見ていると何だか癒されるから》
《家族皆で見られる貴重な番組です》
《高齢者から若者まで幅広い層が楽しめる番組だから》