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「育てつつ、育てられてきた」芸能人生30年目 津田健次郎がキャリアを積み重ねるなか“本当に助けられた”ものとは?

女性自身
「育てつつ、育てられてきた」芸能人生30年目 津田健次郎がキャリアを積み重ねるなか“本当に助けられた”ものとは?

(撮影:野呂知功/TRIVAL)



「夢があるとエネルギーが湧いて、行動も具体的になる。楽しいことが増え、人生が豊かになりますが、その一方で、苦しさも増えると思います。夢は必ずかなうものではないし、報われない瞬間のほうが多い。それでも夢を持ってしまう、そんな人間の愚直さが、この作品には描かれていると思います」

競馬の世界を舞台に、家族や仲間と共に夢を追う大人たちの20年を描く日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』。主演・妻夫木聡をはじめ、佐藤浩市、目黒蓮、松本若菜ら豪華キャストが集結する注目作で、津田健次郎(54)は競馬紙の記者・平良恒明を演じる。

「馬への愛が強い記者です。ロイヤルの面々の飲み会に呼ばれていないのに参加しちゃうような厚かましさもあり、面白い人物ですね(笑)」

自身は競馬をしたことがないと語る津田だが、今回の撮影を通してその魅力や奥深さを実感したようだ。

「競馬は馬券を当てるだけの世界ではなく、馬や騎手、血統への思いなど、ファンの楽しみ方が幅広い。
とても熱い世界だと思います」

現場では主演の妻夫木をはじめ、共演者との交流も多いという。

「合間によく話しますが妻夫木さんはすごく穏やかな方で、それが演技に入るとまるで別人のようになって、役として真っ向からぶつかれる感じが気持ちいいです。お互いに役の心情を大切にしながら演じています」

長年にわたりキャリアを積み重ね、今年で活動30年目を迎える津田も過ごしてきた時間の重みを日々感じているそうだ。

「子どもと過ごす時間もそうです。家族と共に長い年月をかけて育てつつ、育てられてきたものがあると思います。また芝居も同じで、続けていくなかで育てられた部分が大きい。運やご縁、人との出会いなど、自分の力以外のものに本当に助けられてきました」

【INFORMATION】

日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』

TBS系にて毎週日曜21時より放送中。税理士・栗須(妻夫木)は、馬主・山王耕造(佐藤)との出会いをきっかけに競馬の世界へ。
有馬記念勝利という夢を追い、2人は競走馬の買い付けやジョッキー探しに奔走する。

ヘアメーク:蜂須賀佳代
スタイリング:渡邉真由

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