伊藤蘭　三山凌輝の再起かける“新規事業”に拭えぬ懸念…崩れる「平穏な老後計画」

伊藤蘭と趣里（写真：本誌写真部）

「現在、趣里さんは映画『踊る大捜査線N.E.W.』の撮影の真っただなか。産後約2カ月でのスピード復帰にもかかわらず、現場で軽快な演技を見せているようですね」

こう語るのは、女優の趣里（35）を知る芸能関係者だ。

趣里は、今年8月末にタレントで俳優の三山凌輝（26）と結婚を発表。9月下旬には第1子が誕生し、11月中旬には早くも女優業に復帰している。

「『踊る』シリーズ最新作となるこの作品で、趣里さんは主演の織田裕二さん（57）と一緒に捜査にあたる女性刑事という大役を演じるといいます。趣里さんは、仕事中は子供を父の水谷豊さん（73）、母の伊藤蘭さん（70）が暮らす実家に預けることが多いようですね」（前出・芸能関係者）

いっぽう、夫の三山は、11月に所属していたダンス＆ボーカルグループBE:FIRSTからの脱退を発表。同月27日には、自身が社長を務める新会社「Star Of Wonder.」を立ち上げ、ソロアーティストとして音楽活動や俳優業を行っていくことを明かした。テレビ局関係者が語る。

「もともと三山さんは、日本最大のクマ被害となった大正時代の事件『三毛別羆事件』をテーマにしたNetflix作品の撮影に12月から入る予定でした。

夫が仕事でしばらく不在になってしまうだけでなく、自分の女優復帰も迫っていた趣里さんは、前もってご両親に“育児を手伝ってもらえないか”と打診していたといいます。趣里さんが女優復帰できたことには、両親が育児を全面的にサポートしていることが大きかったようです。

しかし、ロケ地付近で実際にクマが出没した影響で三山さんの出演作品の撮影が中止になり、彼のスケジュールに大きな余裕ができてしまったのだとか。新会社の設立も、おそらく現状を変えたいという強い意志の表れなのでは……」

以前には《ハリウッド作品に出たいという目標がある》と語っていた三山。俳優業が窮地のなか、再起を懸ける彼が手を付けたのが、なんと“飲食事業”だった。

三山は新会社設立と同時に、ファンとの交流を目指すプロジェクト「Life Community」を発足。その第1弾として、自身の実父の協力の下、東京・吉祥寺にあんかけパスタ専門店「親父のあんかけパスタ」を12月13日にオープンさせるという。三山はインスタライブで《父と毎日、試行錯誤している》と語っており、地元・名古屋の名店の味を再現することを目指しているという。店舗の公式インスタのストーリーズ機能では、オープンの理由を以下のように語っていた。

《僕ずっと飲食店やりたいなと思ってたんですけど、東京にあんかけパスタをぶち込みてえなと思って。いま東京に一店舗もないんですよ。東京で大バズりしたことないんですね。だから可能性がすごくある。絶対的な“優勝あんかけパスタ”を提供できる自信は確実にあります》

■義母・蘭は三山の今後を懸念――

いっぽう、歌手活動を続けている義母の伊藤蘭は、昨年のインタビューで夫・水谷との老後生活についてこのように語っていた。

《夫も私も、おかげさまで今はまだ忙しい日々を過ごしていますが、この先、お互いにもう少し余裕ができたら、2人で生活を楽しむ時間も増やしていきたいですね。夫婦で旅行に出かけるとか、2人で一緒に料理を作ったりだとか》（『婦人公論』’24年2月号）

そんな蘭は“迷走”にも映る最近の三山の活動を見て、今後への心配を募らせているという。水谷家の知人はこう語る。

「今年4月に三山さんの元交際相手との婚約をめぐる金銭トラブルが報じられた際、蘭さんは結婚に難色を示していたようですが、現在では2人の結婚生活を全面的に応援しているようです。

とはいえ、今年に起きた趣里さんとの結婚に関する一連の騒動や、現在進めている複数の事業を含め、三山さんの今後を懸念する気持ちは強いのだとか。

平穏な老後を望んでいた蘭さんにとっては想定外なことで、“老後の計画が崩れてしまった”という思いを少なからず抱いているようです」

前出の芸能関係者が続ける。

「最近では、三山さんはBE:FIRSTに所属していたころからお世話になっていたプロデューサー・SKY-HIさん（38）とも疎遠になってしまったようです。

しかし趣里さんは、“どんなことがあろうと、私だけはあなたの味方”と、これからも三山さんのことを支え続けていく覚悟だといいます」

はたして趣里のサポートで三山の再起は成功するのだろうか――。