『NHK紅白歌合戦』期待の嵐は欠場へ…白組“最後の1枠”に選ばれた「超大物歌手」

嵐（写真：本誌写真部）

放送まで2週間と少しに迫った『第76回NHK紅白歌合戦』。11月14日に出場アーティストが発表され、HANA、FRUITS ZIPPER、M!LKといった注目の初出場組をはじめ、来年から“コールドスリープ”に入るPerfumeや福山雅治といった常連組も顔を揃えた。

豪華な顔ぶれが話題になるなか、白組の“追加アーティスト”に期待が高まっていた。

「14日の発表では、紅組が20組に対して、白組が17組だったので、残る3枠のアーティストが誰になるのか、というところに注目が集まりました。やはり、多くの人が期待していたのは、今年5月にグループ活動を再開し、来年春のライブをもって活動終了を宣言している嵐です。

’09年からグループ活動を休止する’20年まで一度も欠場することなく出場を続け、グループで司会を5度も務めたこともある、いわば紅白の“顔”とも言える存在。活動再開後、いまだグループとして音楽番組には出演していませんし、復帰番組としてこれ以上ないほどうってつけなのは間違いないでしょう」（スポーツ紙記者）

そして、12月に入ると追加出場者として、3日にAKB48、5日にRADWIMPS、6日にSixTONES、11日にback numberが発表され、紅組の追加分を含めると白組には“あと1枠”空きがあったのだが――。

15日未明にサンケイスポーツが、嵐が『紅白』に出場しないことを報じた。記事によると、出場しない理由について関係者は“グループとして歌唱パフォーマンスにブランクがあるため、まだ準備が整っていない”と明かしたという。

この報道が事実であれば、嵐の“紅白ラストステージ”は実現しないことに。となると、残る1枠を果たして誰が務めるのか。ある音楽関係者は言う。

「玉置浩二さん（67）に決まったそうです。これまで安全地帯として2度、ソロでは3度出演しており、今回はソロでの出演だと聞いています。いまだ衰えることを全く知らない圧倒的な歌唱力を誇り、出場するたびにSNS上では感動の声が相次いであがっています。玉置さんが2年連続で出演するのは初めてで、今年は放送100周年でNHKも気合が入っているのでハイライトになるのではないでしょうか。ただ、白組としての出場アーティストは玉置さんで最後だと聞いていますが、特別枠の発表はまだあるそうなので、さらなる大物アーティストがまだ発表される可能性はあるのではないでしょうか」

嵐の不在を感じさせないほどの圧倒的な歌唱力に期待したい。