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「とんだとばっちり」宮司愛海アナ 中居騒動では上層部を毅然批判のエースが…青井アナの“道連れ”で『イット!』降板に広がる同情

女性自身
「とんだとばっちり」宮司愛海アナ 中居騒動では上層部を毅然批判のエースが…青井アナの“道連れ”で『イット!』降板に広がる同情

宮司愛海アナウンサー(フジテレビの公式HPより)



フジテレビは12月17日、夕方のニュース番組『Live News イット!』を来春に全面リニューアルすることを発表。新たなメインキャスターに、山﨑夕貴アナ(38)、榎並大二郎アナ(40)、遠藤玲子アナ(43)が就任することも明らかになった。

同局の公式サイトでは、暮らしに役立つ情報だけでなく調査・防災報道にも力を入れるとし、《親しみやすさを強化し、ニュースを「他人事」ではなく「我が事」として感じてもらえるよう、番組全体で視聴者の暮らしに寄り添う》と記されていた。

いっぽう本誌は16日配信の記事で、現在メインキャスターを務めるNHK出身のフリーアナウンサー・青井実(44)とフジの宮司愛海アナ(34)が来年3月をもって同番組から降板することをいち早く報じていた。

「フジでは昨年末に『週刊文春』と『女性セブン』で報じられた中居正広氏(53)の女性トラブルをめぐる一連の問題で、多くのCMスポンサー企業が撤退。CM取引社数は回復傾向にありますが、番組制作費の削減など苦しい状況が続いています。すでに一部メディアでは、朝の情報番組『サン!シャイン』とバラエティ番組『呼び出し先生タナカ』は来年3月をもって終了すると伝えられています。来年度は外部スタッフの契約を延長しない可能性もあるようで、『イット!』のキャスター全員を局アナで揃えたのも経費削減の一貫でしょう」(テレビ局関係者)

新体制が発表されたことに伴い、青井アナと宮司アナの降板が確定となった『イット!』。
先述の本誌が報じたニュースのコメント欄では、とりわけ宮司アナに同情を寄せる声が上がっていた。

《青井さんはともかく、宮司アナはとんだとばっちり 可哀想》
《宮司アナはトバッチリもいいところ。私は聞きやすい宮司アナを見るためにこの番組を見ていた。違う番組での活躍を観たい》
《青井さんは色々ありましたから仕方ないかとも思います。しかし宮司アナはよくやっていたと思いますが、一人だけ残すことも難しいのでしょうか。中居問題でのフジの会見の時に、宮司アナが敢然と会社に対して物申したのは良かったと思うのですが》

こうした声が上がるのも無理はない。前出のテレビ局関係者は言う。

「フジは今年4月、青井アナにコンプライアンス違反があったことを公表していました。
『イット!』のリハーサル中にスタッフを強い口調で叱責したり、放送終了後に付けていたピンマイクをキャスター台に置いてある箱に力強く投げ入れたりするなど高圧的な態度が問題視されていたのです。青井アナ本人も番組内で謝罪しましたが、視聴者が抱く印象は芳しくありませんでした」

だがそのいっぽうで、宮司アナには不祥事などはなかったはずだが――。

「’15年に入社した宮司アナは、朝の情報番組『めざましテレビ』やスポーツ番組『S-PARK』などを経て、’22年10月に『イット!』のメインキャスターに就任。正義感が強く真面目な性格で知られ、今年1月に港浩一前社長(73)が行った記者会見を受けて『社員に対する説明も真摯に行って、それも真摯に公表してほしい』などと上層部を批判。局アナである自身への影響を恐れず、踏み込んだ発言をした勇気を評価する声も多数上がっていました。

また、メリハリのある振舞いやニュースを伝える際のハキハキとした口調も好評だったため、視聴者から惜しまれるのも理解できます。コンプライアンス違反をした青井アナが降板するのは納得できますが、宮司アナには“正当性”が感じられないため疑問の声が上がるのは当然だと思います。

局が“メインキャスター総入れ替え”という手法をとったのは、青井アナだけを降板させるのは角が立つと判断した可能性も考えられるでしょう。
ただ、宮司アナは昨年10月に有名バイオリニストと結婚したことを報告していたので、この機会に働き方を見直す意向があったのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)

宮司アナが活躍する次のステージは、果たして――。

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