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《別班役で話題》珠城りょう 明かす『VIVANT』続編の海外ロケで松坂桃李からかけられた「心強い言葉」

女性自身
《別班役で話題》珠城りょう 明かす『VIVANT』続編の海外ロケで松坂桃李からかけられた「心強い言葉」

珠城りょう(撮影:木村哲夫)



「今回は昨年、韓国で上演されたばかりのオリジナルの創作ミュージカル作品なのですごく楽しみです」

そう語るのは、元宝塚歌劇団月組トップで現在は数多くのドラマ、映画、舞台に出演する女優の珠城りょう(37)だ。今年2月からは19世紀の短編小説『ラパチーニの娘』を原作にした、韓国で誕生した新作オリジナル・ミュージカル『ラパチーニの園』の舞台に立つ。

同作の舞台は18世紀のイタリア・パドゥア。科学者ラパチーニは、愛する娘ベアトリーチェを外界の悪から守るため、毒草が生い茂る庭園の中で育てた。誰とも触れ合うことなく、孤独とともに生きてきたベアトリーチェ。ある日、画家を志す青年ジョヴァンニが、庭に佇む彼女に心奪われる。惹かれ合う二人だが、ベアトリーチェにはさらなる秘密が……といったストーリーだ。

STARTO ENTERTAINMENTに所属し、主にミュージカル界で活躍中の林翔太(35)、北川拓実(21)がWキャストで主人公・ジョヴァンニ役を。
宮澤佐江(35)がベアトリーチェ役、ラパチーニ役を別所哲也(60)が務め、珠城はラパチーニ家に仕える乳母兼家政婦・リザベタを演じる。

「このミュージカルは愛がテーマになっています。お客様ご自身の人生をふと立ち止まって振り返ってもらうきっかけになる作品になるかもしれないなと感じています。ミュージカルは2024年3月のブロードウェイミュージカル以来。私は本当にお芝居が好きなので、いまはお話をいただく作品に関しては『よし、やってみよう!』とどんなジャンルでも全力でのぞむ気持ちです」

この年末年始、珠城は堤幸彦氏が演出する舞台『忠臣蔵』にも出演している。

「役者のお仕事をしていても、運が良くないとなかなか『忠臣蔵』には巡り会えないと思うんです。その中でも阿久里(瑤泉院)とおかるといった重要な役どころをやらせていただけるのは光栄です。

時代劇は昔から好きです。
特有の雰囲気がありますよね。今回は堤さんの演出で、LEDを駆使した“現代版忠臣蔵”としてエンターテイメント化した時代劇になっています。時代劇に出演して思うのは、人と人との交わり方が奥ゆかしい感じがすることです。桜や雪など四季のうつろいも丁寧に表現しますよね。宝塚を退団してから時代劇を観に行く機会はなかったのですが、そういう季節感が体感できるのも時代劇の素晴らしさだと思います」

昨年はNHK大河ドラマ『べらぼう』にも出演。珠城は女郎屋・松葉屋で、教育係・番頭新造を務める姉貴分・とよしまを演じた。大河ドラマは初出演で、花の井(小芝風花)の身の回りの世話をする役柄上、小芝と一緒の空間にいることが多かったという。

「限られた撮影期間でしたが、自分の撮影の最後の日に空き時間があって風花ちゃんといろいろ話しました。
等身大の女性として“可愛らしいなあ”と思いながら、役者としてのプロ意識の高さも感じて、改めて尊敬しました。

風花ちゃんは演じたおいらんの心の機微を繊細に表現していました。会話するなかで、役者として女性として彼女がその役をどれだけ深く考えているのかを感じましたし、同時に監督に提案する姿勢などを見て、とても頼もしい方だなと思いました」

さらに今年は、珠城が2023年に出演した話題ドラマ『VIVANT』(TBS系)の続編も放送される。自衛隊の秘密組織“別班”のメンバー・廣瀬瑞稀役だ。彼女は“10度の敬礼”(上体を10度前に傾けて行う敬礼)など自衛隊の所作を事前に勉強して撮影にのぞんだという。“秘密”が多いことで知られる同作だが、続編でも彼女の出演は明らかにされている。

「最初に『VIVANT』に出演したときは日曜劇場ですし、福沢監督ですし、堺(雅人)さんとも共演するということで、確かにプレッシャーはありました。銃を取り扱う役柄上、モンゴルでのロケではガンコーディネーターの方がいらっしゃって、撮影の合間にレクチャーしていただきましたね。
放送後は本当に多くの方々から“出てたね”と言われて反響の大きさを感じました(笑)。今回はシーズン2で皆さんとの絆ができていたので、すんなり撮影環境に入れたのは大きかったですね。ただ、ドラマはヒリヒリとした内容なので、自分の役割をしっかりと果たしていきたいなと思っていました。

今回は12日間、アゼルバイジャンでのロケでした。初めて訪れた首都・バクーはヨーロッパに近い感じの洗練された雰囲気でした。ただ、旧市街は古風な建物がそのまま残っていて、古き良き文化と現代的な建物が同居する不思議な場所だなと思いました」

今回の海外ロケで苦労した点や共演者とのエピソードを聞くと――。「ホテルから撮影場所や、撮影場所から次のロケ地まで車で2~3時間以上というケースも多く、長時間の移動が大変でした。

堺さんはご自身が誰よりもハードで大変なはずなのに、今回も現場で明るく声をかけてくださったのが印象的でした。


また、自分にとって重要なシーンがあったのですが、松坂(桃李)さんが“こっちのことは全然気にしなくていいから、思いきりやっちゃってください”と穏やかに言ってくださって、とても安心しましたし、心強かったです」

宝塚退団から4年あまりが経過し、いまは役者として数々の話題作で奮闘している珠城。今年はさらなる進化を遂げそうだ。

【スタイリング】

ジレ・ワンピース・パンツ(JUNKO KITO)
イヤリング・リング(セシル・エ・ジャンヌ)
ネックレス・バングル(ウノアエレ ジャパン)
靴(セルジオ ロッシ)

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