「お前が言うな」ネット冷笑…“元首相”議員 高市内閣の“大義なき解散”への苦言にツッコミ続出
高市早苗首相(写真:EPA=時事通信)
高市早苗首相(64)は14日、連立を組む日本維新の会の吉村洋文代表(50)らと会談。23日召集の通常国会の早い時期に解散し、総選挙に踏み切る方針を伝えた。衆院選は2月上旬で調整中とされており、高市首相は19日にも記者会見を開き、正式に表明する見込みだ。
一部メディアでは、9日から報じられていた“早期解散”が現実のものとなり、国会の動きが慌ただしくなってきた。通常国会召集のタイミングでの解散は、’26年度予算案の年度内での成立が困難となるため、高市首相が重視してきた物価高対策などが出遅れる可能性があり、国民生活への影響は避けられないとの見方もある。
そんななか、かつて首相を務めた“ある大物ベテラン議員”もこんな苦言を呈していて……。
「13日の記者からの取材に対し、“高市内閣の早期解散”に関して、“3年連続で国政選挙となる。何を国民に問うのか、これから首相が明確に述べねばならない”と発言しました。
予算案の’26年度内での成立が難しくなることについても”いかにして国民生活への影響が最小限ですむかも、あわせて提示することになるのでは”との見解でした」(全国紙政治部記者)
そんな“大義なき解散”への苦言を呈したのは、石破茂前首相(67)だった。しかし、石破氏の発言がネットニュースで報じられると、4千件を超えるほどのコメントがつき、ツッコミが続出してしまった。
《一昨年の参院選は石破氏による決行ではあったが、散々批判されたことも忘れてしまったのか。》
《去年の解散総選挙はいまだに何故、行ったのか国民は理解出来ていないです。そもそも、それこそ石破氏は当時の選挙で国民に何を問いたのでしょうか?》
《他人の事をとやかく言えた立場なのかね。》
《石破氏こそ、当初解散しないと言いながら、早々と解散し自党を負け戦に導いた方ですよね。》
《今日も後ろから撃つ石破、そもそもうち一回はお前だからお前が言うな。》
(すべて原文ママ)
「自らも’24年10月1日に首相就任後、わずか8日後での衆議院解散したことを棚に上げたような発言に映ってしまったことが原因では」と話すのは前出の全国紙政治部記者。
「石破氏は“衆院選は国会論戦を経てから”という主張を翻し、党内からの強い早期解散の要望に応えて解散に踏み切りました。結果的に自民党は衆院選に大敗して少数与党となってしまい、敗因は“解散が国民の理解を得られなかった”と見る向きも少なくありません」(前出・全国紙政治部記者、以下同)
首相退任後の発言が何かと話題になっている石破氏。
「’25年10月、首相退任直後の『中国新聞デジタル』インタビュー記事では《不愉快な話だ》と高市政権でのコメ減産方針について強い言葉で批判し、11月の台湾有事をめぐる高市首相の発言についても、ラジオ番組で“歴代政権は避けてきた発言”と苦言を呈し物議を醸しました。とはいえ、身内であろうと“ハッキリ物申す”のが石破氏の真骨頂。時に“後ろから鉄砲を打つ”と揶揄されることも少なくないですから、今回の苦言も率直な感想を述べただけでしょう」
高市政権への高支持率とは裏腹に、自民党の支持率は未だ低いまま。野党からも“大義なき解散”との声が出ているが、結末は果たしてーー。