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「心が震えました」羽生善治が独白…生前の加藤一二三さんから贈られていた“ユニークな賛辞”にネット感涙

女性自身
「心が震えました」羽生善治が独白…生前の加藤一二三さんから贈られていた“ユニークな賛辞”にネット感涙

加藤一二三さんと羽生善治九段(写真:本誌写真部)



1月27日、「ひふみん」の愛称で親しまれた将棋棋士・加藤一二三さん(享年86)の通夜が、東京・千代田区の「カトリック麹町聖イグナチオ教会」で行われた。そこで弔辞を読んだ羽生善治九段(55)が通夜の後に明かした、加藤さんからの“賛辞”が話題を呼んでいる。

羽生はプロ入り3年目の五段時代に加藤さんと初めて公式戦で対局している。これまで両者は、じつに21回もの対局を重ねてきた。弔辞では加藤さんを知ったのは「将棋を覚えて間もない頃」で、棋士となってからも立会人などで同じ場に居合わせる機会がたびたびあったと振り返った。

そのうえで、「先生は将棋だけでなく音楽、歴史、美術の造詣も深く、いつも楽しいお話を聞かせてくださりました。そして先生がいると周囲が明るくなり、先生の人間としての魅力だと感じておりました」と故人を偲びながら語った。

続けて、62年10カ月という長い現役生活を送った加藤さんの偉業を称えると、公式戦での対局を振り返り、「対局中はもちろん真剣勝負ですが、対局後の感想戦はいつも楽しみにしておりました。
あるとき思考が速すぎて言語が追いつかない場面に何度か遭遇して先生の強さの一端が垣間見えた気がしました」と加藤さんの“凄み”について言及。

最後に、「将棋棋士としての姿とお茶の間に親しまれるギャップの大きさは余人をもって代えがたい器の大きさを感じ、お会いできたことに深く感謝をいたします。加藤一二三先生の永遠の安息を心よりお祈り申し上げます」と結んだ。

その後、同日の深夜に羽生はXを更新。《生前、先生がご希望されたと御遺族様から弔辞にご指名いただきました》と明かした上で、こう綴った。

《以前本のアンケートで『無人島に何か一つ持ってくとしたら?』の問いに『羽生善治』と答えてくださった先生。今はまだ将棋の宿題があるのでこちらにおりますが、魂を込め将棋は芸術だと戦って来られた勇気あるお姿を胸に刻み、いつか宿題の謎解きをご報告できるようにこれからも日々精進したいと思います》

「加藤さんは生前、雑誌のインタビューや’18年の『ニコニコ超会議』など、さまざまな場面で『無人島に一つだけ持って行くなら羽生善治』と答えていました。それほど羽生さんのことを高く評価しており、その思いの強さから『羽生善治論 「天才」とは何か』と題した著書を出版したこともあります。


いっぽうの羽生さんも同じ質問に対し、加藤さんの名前を挙げ、『毎日、棒銀でこられて無人島にいる事も、時間の観念も無くなってしましそう』とユーモアを交えて答えていました。こうしたやり取りからも分かるように、2人は棋士としても人としても互いを深くリスペクトし合う関係だったのです」(スポーツ紙記者)

2人の強い絆を感じさせるエピソードに対し、Xでは感嘆の声が上がっている。

《無人島に何かひとつを持っていくとしたら?の問いに対して、頭の中に物ではなく人である自分を思い浮かんでくれただけでも幸せなのに、実際に自分を選んでもらえたとしたら最大級の賛辞と光栄さだろうなぁ》
《加藤一二三先生の無人島に持っていくものに羽生先生を出されたのは、お二人でずっと将棋を指していたかったのでしょうね》
《とても美しい話に心が震えました》
《なかなか言える言葉でありません!》

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