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「ほとんどの人ができないことを…」目黒蓮 葬祭プランナー役の監修者が明かす「超ストイックな役作り」

女性自身
「ほとんどの人ができないことを…」目黒蓮 葬祭プランナー役の監修者が明かす「超ストイックな役作り」

(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会(C)長月天音/小学館



2月6日に浜辺美波(25)と目黒蓮(28)のW主演映画『ほどなく、お別れです』が公開される。

作家・長月天音氏による同名小説が原作で、浜辺演じる“亡くなった人の声を聴くことができる”能力を持つ新人葬祭プランナー・清水美空が、目黒扮する葬祭プランナーの漆原礼二とともに、故人と遺族に寄り添いながら、“最高のお見送り”を実現するため奮闘する物語だ。

2人は葬祭プランナーを演じるにあたり、どのように役作りしたのだろうか。同映画で葬儀監修を担当した納棺師を育てる学校「おくりびとアカデミー」と、葬儀社「おくりびとのお葬式」の代表である木村光希さんに話を聞いた。

「昨年、浜辺さん、目黒さんらキャストの方々と顔合わせをして、そこから演技指導が始まりました。いちばん最初に私たちの仕事とはどういう仕事なのか、またどういう気持ちで仕事をしているのかということを、まずお二人にお伝えさせていただきました。

浜辺さん、目黒さんともにご年齢が若いので、なかなか葬儀に参列された経験が多くなかったのかなと思います。その分、実際の葬儀の現場のリアルや、実際どういう気持ちで仕事をしているのかについては、すごく深く聞いてくださったかなと感じました」

撮影期間中、常に現場に同行していたという木村さん。
浜辺から役に入り込むために多くの質問が。

「“どういう気持ちで向き合っているのか”に関しては、クランクインからクランクアップまで常に聞いてこられました。

また『どういう距離感でどう接したらいいですか』とか『こういう場面ではどういう気持ちで座っているのですか』など、それはもう撮影現場でどんどん質問をいただくような感じでした。

浜辺さんはインターンとして働くことになった新人葬祭プランナーの役ということで、本当にわからない状態で葬儀という仕事と向き合っていく役柄でしたので、彼女自身も最初から細かい情報を入れすぎないようにしようという思いもきっとあったでしょう。私たちとしても、そこは撮影の順番やシーンに合わせて、お伝えしていくということを心がけておりました」

■浜辺が行った役作り
浜辺が本物の新人葬祭プランナーのように見えることも……。

「ひたむきに葬儀という仕事に向き合っていく姿勢が、浜辺さんの素の部分なのか、それとも演じられているのか、私のような演技の素人が現場で見るとわからないくらいすごくナチュラルでした。それが女優さんのすごさなのかなとも思いましたし、実際に我々の会社で頑張って仕事してくれている新人さんと重なるところがありました。

目黒さんに、我々が演技指導している時も、浜辺さんは傍で正座をして、その様子をずっと見ていました」

目黒も役作りに抜かりはないーー。


「納棺の儀式というのは本来なら習得するのに1年ほどかかるものです。目黒さんは事前に儀式の動きを収録した動画を見てくださっていたこともあり、異様な習得スピードだなと感じました。

普通、一度私がやって見せて、『同じようにやってみてください』というと、ほとんどの人ができないのですが、目黒さんの場合は違っていました。私に『すみません、もう一度やっていただいていいですか』といって、私がやる後ろで手を同じように動かしながら、私の動きを見て自分でイメージを作りながら、すぐにある程度できてしまうという感じでした」

木村さんは指導する際、最初に前回学んだ部分の復習から始めるというが、目黒の場合は違ったようだ。

「目黒さんの場合は、着物を持ち帰って家で練習したり、何度も動画を見てきたりしていて、復習は必要ありませんでした。海外から帰国して、その日に撮影現場入りすることがありましたが、文句の付け所がないものすごい仕上がりぶりで、おそらく海外でも練習されていたのでしょう。実際、移動の飛行機で動画を見ていたというお話もされていました。完璧な仕上がりでした。


その日が撮影本番で、NGを出さないのはもちろん、納棺のシーンを撮っても“私より上手なのでは?”と嫉妬すら感じさせるほど所作が美しくて、10年以上やっている僕のこれまでの努力は何だったんだと思うくらい、すごい演技でした。

浜辺さんや目黒さんら俳優さんはもしかしたら、そういう心がなくても演じることができるのかもしれません。けど、浜辺さんと目黒さんはそういった心の部分にすごく向き合ってくれました。本当に俳優さんがこのお二人で良かったなと感じました」

浜辺、目黒の役作りは、その道のプロからも評価されていた——。

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