「ちゃんと答えてない」自民・柴山昌彦氏 1億回再生超の“高市動画”に自信満々も…ひろゆき氏からの広告費追及に“曖昧回答”で疑問の声
自民党のYouTubeチャンネルより
自民党の公式YouTubeチャンネルで、1月26日に公開された高市早苗首相(64)のメッセージ動画。高市氏が「逃げません。ぶれません。決断します」「日本列島を、強く豊かに」などと、30秒の尺のなかで力強く訴える内容だ。
注目を集めているのは、驚異的な再生回数。2月4日に1億回再生を突破し、6日17時時点で1.3億回再生を超えるなど現在も数字は伸び続けている。
「この動画はYouTubeの広告として流れてくることもあり、SNSでも“広告で視聴した”と報告するユーザーが続出。自民党のチャンネルは登録者数が20.1万人で、参政党(57.2万人)やれいわ新選組(40.4万人)よりも下回ります。
また、2番目に再生回数が多いのは’24年10月公開の石破茂前首相(69)のメッセージ動画で、現時点で2199万回再生にとどまっており、高市氏の動画だけ突出しているのは明らか。そのため、一部ネットやSNSでは“広告効果ではないか?”と指摘する声も見受けられます」(WEBメディア記者)
公開からわずか9日で、1億回再生を記録した“高市動画”。衆院選真っ只中に起きた珍現象は高い関心を集め、2月4日配信の報道番組『ABEMA Prime』(ABEMA)でも取り上げられた。
同日の配信回では、第4次安倍改造内閣で文部科学相を務めた自民党・柴山昌彦政調会長代理(60)がゲスト出演。“高市動画”をめぐり、実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏(49)が広告費について追及する一幕があった。
番組冒頭から、“高市動画”が1億回再生を記録したことに興味を示していたひろゆき氏。質問者として指名されると、柴山氏に「1億再生ってマジで珍しい数字なので、しかも9日間ってどうやったらできんのかなと思って。勉強したいっす」と単刀直入に投げかけていた。
すると柴山氏は、前日に高市氏が自身の応援演説に駆けつけてくれたことに言及し、「大体5000人ぐらいの方、6000人位いたかな。それぐらいの方で溢れていた」と盛況ぶりを回想。その上で「アンチの人もいるかもしれないけど、人気が高いと言うことだと思います」とし、“高市動画”について自信満々にこう語っていた。「一部にはね、“広告再生をしているからだ”みたいなことを仰る方もいるんだけれども、いやいや、そんなもんじゃない。高市コンテンツはいま、日本における最大のキラーコンテンツだと思ってます」
ここで平石直之アナウンサー(51)が、「(高市氏の動画の)前後の動画を見るとですね、数万だったり、数百万っていうのもあるんですけど。ですから、広告なんじゃ……。広告でダメって言ってるわけじゃなくて、CMで流してるんじゃないかと思うんですけど」と他の動画との差を踏まえて指摘。
柴山氏は「もちろん」「それもあると思いますよね」と返答していたが、ひろゆき氏は納得できなかったようだ。
「それ(広告で流しているか)があるのか、ないのかをハッキリさせたいのですが」と質問を重ねた。
しかし柴山氏は、「ちょっと私、広報本部の人間じゃないので、ちょっと広報戦略の具体的なことについては、明言がなかなかできないので申し訳ありません」と明言を避けた。すると、ひろゆき氏はこう追及を続けたのだった。
「最初に“人気がある”って仰ったじゃないですか。でも人気だけでいくなら、他の動画も(再生回数が)増えるはずなので、そうじゃないんだったら、お金使ってるんじゃないの?っていうので。それじゃ、『わからない』が返答でいいですね?」
柴山氏が「現時点ではそうですね」と返答すると、平石アナが「お金を使っているからといって、ダメなわけじゃなくて。広告を出せるっていう意味において、あの動画を広告で出しているのかなという風に思われているということですね」と補足。
だが、ひろゆき氏は「広告でお金使ってるのであれば、それは後々、“いくら使いました”っていうのは、ちゃんと報告で出るってことですよね?まさか、出ないグレーなお金使ったわけじゃないですよね?」と念を押す。
柴山氏は「もちろんそれは違うと思いますけれども」と“グレーなお金”は否定していたが、広告に関する説明は曖昧なままで終わってしまった。
「“9日間で1億回再生”という記録は、人気の著名人でもなかなか出せません。音楽ユニット・YOASOBIが’23年4月に公開した『アイドル』のMVですら、36日かけて達成した数字で、当時は“公開最速”と言われていました。他の党もネットやSNSで広告展開していますが、高市氏の動画だけ群を抜いて視聴される理由は“人気だけ”なのかどうか気になるところ。様々な疑問に答えるために出演した柴山氏には、“もう少し説明して欲しかった”と感じた視聴者もいたようです」(前出・WEBメディア記者)
1億回再生突破について“人気が高い”と強調していた柴山氏だが、疑問を抱いた視聴者も少なくなかったようだ。柴山氏の出演回は5日に同番組のYouTubeチャンネルでも公開されたが、動画のコメント欄ではこんな声が上がっている。
《質問にちゃんと答えてないな》
《別に広告ですって言えばいいのに濁すあたりが信用出来ないな》
《たとえ広告として出してるとしても,「再生回数1億回」の異常さを理解してないんじゃないか?》