叱ることへの懊悩『まめ日和』第510回
(C)よこみねさやか
子ども時分、大人から怒られた後の正しいふるまいがわからなかった。
長時間正座をさせられた後にスッキリ気持ちを切り替えることなどできるわけもなく、神妙な顔を続けていればいつまでそんな顔をしているんだと怒られるし、
気持ちを切り替えて普段通りに振る舞えば反省しているのかと怒られる。
正直今でも最適解を見つけられていないため、ひたすら相手の顔色を伺い続ける私に夫が苛ついていることがあるのもわかっている。
そんな私が逆の立場で我が子と対峙することになるとは……人生ってどれだけミッションまみれなんだろう。
強めに叱ることもありますが、本気で反省していることがわかった瞬間、私はそれ以上強く出る必要性を感じなくなってしまう。
改善が見込めないのであれば仕方がないですが、不愉快な時間をあえて長くしていいことなんてないような気もして。
命に関わることや、同じことを繰り返した場合など例外はあります。
まいにちまいにち悩みっぱなし。
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