「選挙前に離党しろって話」77歳“中道”落選議員の“離党理由”に批判殺到…泥船化した同党は崩壊寸前
(写真:時事通信)
沈没間際の船からすぐにでも下りたいようで――。
8日に投開票が行われた衆院選で自民党は戦後単独最多となる316議席を獲得し、単独で3分の2を超えた。一方の中道は公示前の172議席から123議席を失い、49議席という歴史的大敗。立民出身議員でいえば、前144人のうち当選したのはわずか21人。崩壊寸前ともいえる状況だ。
そんななか16日、栃木県の小選挙区で中道改革連合から立候補し落選した福田昭夫氏(77)と藤岡隆雄氏(48)が離党する意向を固めたことを下野新聞が報じた。
「福田氏、藤岡氏は立憲民主党出身。16日に立民栃木県連の緊急幹事会に出席後、福田氏は報道陣に対し中道離党の理由として、“立民内での議論が深まらないうちに代表一任で公明党との合流を決めたこと”、“公明候補が比例単独で上位優遇されたこと”を挙げたそうです」(地方紙政治部記者)
この件がネットニュースで報じられると、コメント欄には福田氏の“離党理由”に批判が殺到した。
《そこに疑問があればそもそも中道に合流せずに選挙を戦えばよかったのに。》
《ちゃんと立憲を離党して自らの意思で中道に入られたんですよね?落選したからって入党した直後に離党されるってどういうことですか?》
《選挙前に離党しろって話》
「不満があったのなら合流前に声を上げるべき」と話すのは、前出の政治部記者だ。
「納得していないなら、離党して無所属で出馬する選択肢もあったはず。では、なぜそれをしなかったのか……野党第一党の“看板”が欲しかったからでしょう」(前出・政治部記者、以下同)
今や沈没船のような状態に陥った中道だが、
「選挙時は船に乗っていたほうが当選の可能性があると踏んだとしか思えませんよね……。選挙後、中道が泥船とわかったら“ハイ、さよなら”はさすがに有権者、そして支持者を馬鹿にしていると言われても仕方がないでしょう」
当選7回、御年77年のベテランは当面、無所属で活動していくという。