家庭生活における法人化『まめ日和』第511回
(C)よこみねさやか
「結婚願望は強い方」だと自称する息子はやたらと私たち夫婦の生き方・考え方に対して積極的に質問をしてきます。子どもから見た我が家の生活がうまく行っていると感じられるものなのだとしたら、こんなに嬉しいことはない。
だけど、意識していることなど何もないポンコツですから秘訣なんて真面目に聞かれても困っちゃう。
強いて言うなら、娘が生まれた年にお互いの仕事を統合して法人化したことでしょうか。今まではっきりと見えていなかったお互いの仕事量やスケジュール、稼ぎなどが明確にわかるようになり、自然と優先順位をつけて動くようになった。
「ママ大変そうだから保育園のお迎え行っとくよ」なんて初めて言われた時には目が飛び出るかと思いました。ふたりの子どものことなんだからそんなの当たり前のことだよ、という話ではあるのです……が、私もスケジュールを共有して初めて理解した夫の働き方のえげつなさ。
仕事をしているとはいえ自宅にいる時間が長い私に丸投げしたくなる気持ちもわからないでもないですし、どう足掻いても夫に子どものことを頼むのは無理だろうというほど忙しそうな日もある。
その辺が「見える化」したことでしょうかね、良かった点は。
互いを理解して認め合い、結束を固めて家庭を回すきっかけになったのが我が家の場合「法人化」だったということです。