「議員としての活動に役立つものを」高市首相 “総額945万円”の大盤振る舞いで関心高まる「3万円高級カタログギフトの中身」
高市早苗首相(写真:時事通信)
先の衆院選で当選した自民党議員に、カタログギフトを「当選祝い」として贈っていたことが判明した高市早苗首相(64)。24日夜に「文春オンライン」をはじめ報道各社で次々と報じられ、大きく波紋を呼んでいる。
高市氏は24日夜に更新したXで、当選した自民党議員にカタログギフトを贈ったことを認めるコメントを投稿。自身が支部長を務める奈良県第二選挙区支部からの寄付だと説明し、経緯をこう明かしていた。
《議員としての活動に役立つものをと思いましたが、一人一人に適当な品物を選ぶ時間もなく、事務所での応接や会議、日常業務に使えるものなど、政治活動に役立つものを各議員のご判断で選んでいただこうと思い、カタログギフトを差し上げることとしました》
さらに衝撃が広がったのが、カタログギフトの金額だった。
「高市氏は25日の参院本会議で、野党の質問に答えるかたちで約3万円分のカタログギフトを合計315人に配布したと説明。政治資金規正法では個人から政治家への金銭などの寄付は原則禁止されていますが、高市氏は『政党支部から議員個人への寄付として法令上も問題はない』と主張しました。
とはいえ昨年3月には、石破茂元首相(69)が懇親会に参加した新人議員に10万円分相当の商品券を配っていたことが問題視されたばかり。
高市氏側に違法性はないとはいえ、“政治とカネの問題”が再び引き起こされたとして、野党側は批判を強めています」(全国紙政治部記者)
「当選祝い」として総額945万円を大盤振る舞いした高市氏。1人あたり3万円分のカタログギフトとなれば、結婚式の引き出物よりも高額に思えるが……。ではいったい、どんなカタログギフトなのだろうか。ある週刊誌記者は言う。
「『文春オンライン』の記事では、2回生の事務所関係者が『近鉄百貨店のカタログギフトでした』と証言していました。ただ、実際にはカタログギフト販売大手『リンベル』の商品だったそう。カタログギフトの“パイオニア”として知られるメーカーで、全国の大手百貨店で取り扱われています。
25日放送の『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)では、高市氏側から『当選祝い』として配布されたというカタログギフトをVTRで紹介。
JNNが独自に入手したそうで、『リンベル』で販売されている『百花一選百合木(ゆりのき)』(税込み3万3,990円)という商品が映し出されていました。また、カタログギフトはのし袋で梱包され、表面に『御祝高市早苗』と記されていたそうです」
カタログギフトそのものに罪がないのは当然だが、高額であるだけに“中身“も気になるところ。どんな商品が選べるのか知りたいと感じた人もいたようで、Xではこんな声が上がっている。
《3万円って、結構な額だねカタログギフトって、どんなものが選べるんだろう?》
《早苗ちゃんのカタログギフトはどんなものが掲載されているのか純粋に気になる》
《三万円相当のカタログギフト、中身が気になる。どんな品物があるんや》
なお、「ゴゴスマ」で紹介された高市氏側が配布したとされるカタログギフトは、「リンベル」公式サイトで中身を確認することができる。
デジタルギフトの表紙をめくると、最初に飛び込んできたのは《大切な想いをお届けします》と大きな文字で記されたメッセージ。続くページの目次では《TOP BRAND》《体験》《価値ある名品》《リビング》《ダイニング・キッチン》《メイド イン ジャパン》《グルメ》と7つのカテゴリーが記載され、バラエティに富んだラインナップとなっている。
前出の週刊誌記者は言う。
「『体験』のカテゴリーには、温泉旅館やホテルの宿泊券や食事券を中心に、家事代行サービスの利用券や東京・表参道のサロンでヘッドスパを体験できるエステ券というものもありました。
包丁や鍋などキッチン用品も幅広く取り扱っており、トースターや炊飯ジャー、ホットプレートなどの家電も。そのほか、空気清浄機やコードレスクリーナーといった生活家電、羽毛布団や枕などの寝具もあり、カテゴリーごとに選択肢が豊富な印象を受けました。
とりわけ目を引いたのは『グルメ』。肉、海鮮、加工食品のラインナップが豊富で、米沢牛、松坂牛、松葉ガニ、毛ガニ、フグ、ウナギ……と高級食材が並んでいました。このほかに果物や松茸、ソムリエが認めたワインもありましたね。
また、日常使いできそうな財布やバッグ、時計、ベルトだけでなく、ダイヤや10金のチェーンネックレスといった女性向けのフォーマルジュエリーも。当選祝いに相応しい胡蝶蘭もあり、全体的に高級感のある商品ばかりでした」
高市氏は《議員としての活動に役立つもの》との思いを込めて贈ったようだが、カタログギフトを受け取った議員たちは何を選ぶだろうか。